カオ・ドゥック・ファット農業農村開発相はこのほど、「2014~2020年家畜・家禽の食肉処理・運搬における食品安全保証計画」を承認した。国内に流通及び外国に輸出する家畜・家禽製品の安全性を保証すると共に、疫病を防止し生態環境を保護することが狙い。
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計画は、2020年までに家畜・家禽から生産される食品の安全管理に関する法体系を整備することや、全国の獣医施設の食品安全管理能力を高めることを目標に掲げている。特に食肉処理と運搬の管理を強化し、管理把握率を大都市で95%以上、平野部各省で80%、その他の省で70%まで高めることを目指す。
ファット大臣は関連機関に対し、2014~2016年の期間に家畜・家禽に関する安全基準や法規文書を策定するよう指示。また、食品安全に関する試験室機能を強化して分析能力を向上させることや、国際機関との協力を強化して食肉処理の安全性に関する知見を入手するよう求めた。
さらに各地方当局に対し、家畜・家禽の食肉処理・運搬・販売業務に従事する関係者への食品安全に関する知識普及を強化するよう求めている。