クアンチ省:チャンパ王国時代の水道網修復プロジェクトを実施中

2014/12/29 16:17 JST配信

 北中部クアンチ省では現在、同省ゾーリン郡ゾーアン村にある約2000年前の水道網を修復するプロジェクトが進められている。この水道網は約30か所の石造りの水汲み場に繋がっており、数百年にわたって、地元の人々の生活用水および農業用水として利用されてきた。このうち、14か所の水汲み場は2001年にベトナムの国家遺産に登録されている。

 この水道網は、かつてベトナムで栄えたチャンパ王国のチャム族が建設したもので、当時の農業文化を現代に伝える貴重な文化遺産。同省の関連機関によると、世界遺産委員会への登録申請も検討されているという。

 また、この水道網を利用して地元の農家では、この地域の特産物であるクレソン(Rau Liet)を栽培している。この野菜はベトナム中部の各省に出荷されており、この地域の農家にとって貴重な収入源となっている。

 水道網は、道路が整備されていない場所にあるため、工事で使うための機械などを持ち込むことが出来ず、修復は全て手作業で行わなければならないという。プロジェクト費用は30億VND(約1680万円)の見通し。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市ビンタイン区ファンバンハン(Phan Van Han)通りにあるアパートは、この20年間にチャム族が...
 大阪府堺市堺区の堺環濠都市遺跡で、17世紀ごろにベトナム南中部で作られたと見られるチャンパ王国の陶...
 南中部沿岸地方クアンナム省ホイアン市人民委員会はこのほど、市内に点在する歴史的な古井戸を保存すべ...
 南中部沿岸地方ダナン市ホアバン郡ホアフオック村における考古学発掘調査で、チャンパ王国時代の寺院の...
 南部社会科学研究所と日本の昭和女子大学の考古学研究チームはこのほど、南中部クアンナム省ズイスエン...

新着ニュース一覧

 国際エネルギー機関(IEA)が発表した「グローバルEVアウトルック2026(Global EV Outlook 2026)」による...
 三菱UFJ銀行が出資する元国営4大銀行のヴィエティンバンク[CTG](Vietinba
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 南中部地方ラムドン省ムイネー街区(phường Mũi Né、旧ビントゥアン省ファンティ...
 店主の一家が次々とこの世を去った後、フン・リンさん(女性)とゴック・リエンさん(女性)は、市場の路地...
 米系経済誌フォーブス・ベトナム(Forbes Vietnam)はこのほど、「ベトナム優良上場企業トップ50」の2026...
 内務省は、2026年のベトナム文化の日に伴う休日について、11月24日(火)の1日のみを休日とする調整案を...
 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)と同社
 オックスフォード・エコノミクス(Oxford Economics)が発表した「世界都市指数2026(Global Cities Index...
 ヤマハ発動機株式会社(静岡県磐田市)のベトナム現地法人であるヤマハモーターベトナム(Yamaha Motor Vi...
 トー・ラム書記長 兼 国家主席率いるベトナム高官代表団の第81回国連総会ハイレベル会合への出席や米国...
 ホーチミン市で10月21日(水)から23日(金)まで、「ベトナム国際畜産展示会2026(Vietstock 2026)」が開催...
 北部地方バクニン省で19日午前、同省を中央直轄市「バクニン市」へと昇格させる国会決議第39号/2026/QH...
 北中部地方ゲアン省の旧ビン市域で19日、同月としては1985年以来41年ぶりとなる記録的な大雨が観測され...
 日本郵船株式会社(東京都千代田区)が運航する自動車専用船が18日、北中部地方フエ市近郊のチャンマイ港...
トップページに戻る