テトに浮き立つ「リトルサイゴン」の越僑たち

2015/02/07 05:42 JST配信

 「リトルサイゴン」の異名を持つ米国カリフォルニア州南部オレンジ郡のガーデングローブ市とウエストミンスター市は、米国内で越僑(在外ベトナム人)が最も多く居住している地域として知られている。ベトナムから遠く離れたこの「リトルサイゴン」で、テト(旧正月)の花市が佳境を迎えている。

(C) vnexpress
(C) vnexpress
(C) vnexpress
(C) vnexpress

 毎年テトの時期が近付くと、故郷を離れた越僑が集って同イベントを開催する。今回のイベントは、ベトナムの伝統的な獅子舞の演舞で開幕した。

 同イベントでは各種の花や植木鉢のほか、お年玉袋やテト用の装飾品などが色とりどりに並び、販売されている。同地域に居住する越僑のみならず、地元住民からも注目を集めており、連日多くの人々が訪れている。

 また、花市のほかにもテトを祝う音楽演奏、アオザイショー、バインチュン・バインテト(テトに食べるちまき)作りなどのパフォーマンスも行われている。

 なお、同イベントの開催は1月30日から2月18日まで。

[Tuy Can, Vnexpress, 10:11(GMT+7) 03/02/2015, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 米国カリフォルニア州当局は、旧正月を同州の祝日とすることを決定した。これにより、公務員などの労働...
 1月25日のテト(旧正月)が間近に迫る中、ホーチミン市タンソンニャット国際空港の国際線ターミナルは、...
 「リトルサイゴン」の異名を持つ米国カリフォルニア州南部オレンジ郡は、米国内で越僑(在外ベトナム人)...
 テト(旧正月)が間近に迫る今、ホーチミン市タンソンニャット国際空港の国際線旅客ターミナルは、テトを...
 ベトナム系の米国政治家、バオ・グエン氏(男性・34歳)が、17日に行われたカリフォルニア州南部オレンジ...
 アメリカで最大のベトナム系住民を抱える、カリフォルニア州ウェストミンスター市。リトルサイゴンがあ...
 ゴールドシー・エイジアン・アメリカン・デイリーというアジア系住民のためのウェブサイトが選んだ、最...
 4月末、アメリカの多くの雑誌やウェブサイトで一冊の料理本が紹介された。リトルサイゴン(アメリカ、...

新着ニュース一覧

 ベトナム国家銀行(中央銀行)は、マネーロンダリング防止法の一部条項を具体化する通達第27号/2025/TT-N...
 ホーチミン市教育訓練局はこのほど開いたセミナーで、市内の普通教育機関での休み時間中に携帯電話や電...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は、長距離国際線の拡大を視野に、1
 南部メコンデルタ地方ドンタップ省に住むファン・ゴ・ジエム・フオンさん(女性・18歳)には「我が家」が...
 公共の場に自動体外式除細動器(AED)を設置するベトナム初の取り組みが始まった。心停止後の初動対応力...
 インターネット接続の性能を評価するウェブサイト「スピードテスト(Speedtest)」を運営する米国のオー...
 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、米ボー
 ベトナムの決済アプリ大手「モモ(MoMo)」は、世界的保険グループであるチャブグループ(Chubb Group)傘...
 ホーチミン市当局は10月、ビンチュン街区(旧トゥードゥック市)のマイチート(Mai Chi Tho)通りに全長約5...
 KDDI株式会社(東京都港区)は11日、ベトナム郵便通信グループ(Vietnam Posts and Telecommunications Gr...
 株式会社多摩川ホールディングス(東京都港区)の孫会社である多摩川電子ベトナム(TAMAGAWA ELECTRONICS ...
 家具・建築用金物製造販売を手掛ける株式会社中尾製作所(三重県津市)は4日、東南アジア地域における販...
 ホーチミン市タンミー街区(旧7区)のサイゴンエキシビション&コンベンションセンター(SECC:799 Nguyen...
 ベトナム共産党政治局は、政治システムにおける職位・職務区分を改定する決定第368号-QD/TWを公布した...
トップページに戻る