ホーチミン:児童の肥満・過体重が急増、小学生の51.8%が肥満傾向

2015/12/28 16:54 JST配信

 ホーチミン市栄養センターの調査によると、同市に居住する児童の肥満や過体重の割合が急増している。具体的な割合は、◇5歳未満の児童:21.9%、◇小学生:51.8%、◇中学生:33.5%、◇高校生:19.5%。男女別に見ると、男子の48.9%、女子の33.8%が肥満か過体重だという。

 2009~2014年の5年間で、児童の肥満や過体重の割合が18.6%から41.1%に急増しており、この増加率は憂慮すべきレベルにある。また、肥満や過体重の増加に伴い、児童の高血圧症も増えているという。

 同センターのドー・ティ・ゴック・ジエップ医師は、肥満や過体重が急増している原因について、栄養及び運動に関する知識不足や、ファストフードの浸透による食生活の変化、運動不足、スマートフォンの多用などを指摘している。

[My Dung, Tuoitre, 07:41 (GMT+7), 23/12/2015, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ハノイ市の一部の区と郡の小学校で今年実施された小学5年生の健康調査で、区部の小学校で過体重・肥満...
 中央内分泌病院はこのほど、2018~2019年の2年間に全国の11~14歳の児童約2800人を対象に実施した調査...
 保健省は22日、清涼飲料水の消費を管理することを目的とした世界保健機関(WHO)の新たな提唱を発表した...
 ホーチミン市保健局の責任者が17日に開かれた高血圧予防に関するイベントで発表したところによると、ベ...
 ベトナムの一部の都市に居住する5歳未満の肥満児の割合は、世界平均に比べて高い。ホーチミン市全体で...
 保健省によると、ベトナム人成人の約25%に当たる約2250万人が過体重あるいは肥満だという。世界平均の...
 全国の5歳未満の肥満児童数は30万人を数え、このうち8万6000人は5大都市(◇ハノイ市、◇ホーチミン市、◇...
 国家栄養研究所は19日、ベトナム人の肉類摂取量は世界の平均を下回っているものの、肥満率は上昇傾向が...

新着ニュース一覧

 海外市場調査や海外事業伴走支援などを手掛けるシンガポールのグローバルアングル(GLOBAL ANGLE)は、ハ...
 商工省によると、2025年におけるベトナムの輸出入総額は推定で約9200億USD(約144兆円)となり、過去最高...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ベトナム建設省は19日、ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道建設事業の第1サブプロジェクトの着工式を...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事...
 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北...
 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
トップページに戻る