ホーチミン:50年放置の巨大給水塔2基、撤去開始

2018/01/09 04:15 JST配信

 サイゴン水道総公社(サワコ=SAWACO)はこのほど、ホーチミン市人民委員会の承認のもと、市内で約50年にわたり放置されたまま老朽化が進んでいる鉄筋コンクリート製の大型給水塔7基のうち2基の撤去作業を開始した。

(C) thanhnien
(C) thanhnien

 撤去が始まったのは、ビンタイン区グエンバンダウ(Nguyen Van Dau)通りと1区グエンバンチャン(Nguyen Van Trang)通りにある給水塔2基。ただし、グエンバンダウ通りの給水塔については、特殊な構造のため作業を一時中断し、新たな解体計画を待たなければならないという。

 1基の撤去には2~3か月を要する。跡地には貯水湖を設置し消防目的などで使用するほか、立体駐車場を建設する計画もある。サワコは2018年末にかけて、同様の給水塔7基を撤去する予定だ。なお、3区クオックテー広場(Cong truong Quoc Te)にあるキノコを模した給水塔は、歴史的な建築物として保管する。

[Thanhnien, 08:44 GMT+7 14/12/2017, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 東南部地方バリア・ブンタウ省バリア市の中心部にある巨大な給水塔の貯水槽の下では、ツバメの群れが子...
 ホーチミン市人民委員会は、市内で約50年にわたり放置されたまま老朽化が進んでいる鉄筋コンクリート製...
 サイゴン水道総公社(サワコ=SAWACO)は、ホーチミン市内で45年以上放置されたままになっている鉄筋コン...
 サイゴン水道総公社(サワコ=SAWACO)はこのほど、ホーチミン市内で長年未使用のまま放置されている鉄筋...
 ホーチミン市交通運輸局給排水管理課は16日、同市内で長年未使用のまま放置されている鉄筋コンクリート...

新着ニュース一覧

 米国のS&Pグローバル(S&P Global)が先般発表した2025年4月のベトナム・PMI(製造業購買担当者指数)は45....
 商工省と複数の省・市における太陽光発電事業を巡る違反事件で、ハノイ市人民裁判所は、ホアン・クオッ...
 国家主席府は4月29日、受刑者8055人と刑執行猶予中の1人の計8056人に対する国家主席の特赦の決定を発表...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) ロンドン:歌謡曲でムードたっぷり、街角...
 第15期(2021年~2026年任期)国会第9回会議が5月5日に開幕した。  今国会では、国家構造に関する201...
 ホーチミン市文化スポーツ局は、4月30日の南部解放記念日にサイゴン川沿いエリアで実施を計画していた...
 南部解放・南北統一50周年(1975年4月30日~2025年4月30日)事業の一環で行われた軍事パレードを見物する...
 衣料の製造・販売を行う韓国のレシピグループ(Recipe Group)はこのほど、同社が展開するファッションブ...
 ルオン・クオン国家主席は4月28日、北中部地方ハティン省でラオスのトーンルン・シースリット国家主席 ...
 インボイスに関する政令第123号/2020/ND-CPの一部を改正・補足する政令第70号/2025/ND-CP(6月1日施行)...
 カナダの金融・保険サービス比較会社 「ハローセーフ(HelloSafe)」はこのほど、世界各国における株式市...
 ハノイ市人民評議会は4月29日、バイオテクノロジー分野に特化した「ハノイバイオハイテクパーク」の建...
 日本の経済産業省とベトナム商工省は4月28日、エネルギートランジションに係る二国間協力プロジェクト...
 東南部地方ビンズオン省のビンズオン新都市ワールドトレードセンター(WTC EXPO)で5月7日(水)から9日(金...
 イタリアのサンペレグリノ(Sanpellegrino)とアクアパンナ(Acqua Panna)が冠スポンサーを務める「アジア...
トップページに戻る