日本と東南アジア10か国の青年326人を乗せた「東南アジア青年の船(SSEAYP)」が2日午後、ホーチミン市2区のカットライ港に到着し、今年も同市共産青年団などから熱烈な歓迎を受けた。ベトナムからは29人が参加している。
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参加青年らは5日までのベトナム滞在中、市内14の区の一般家庭にホームステイしながら、同市の青年との交流など様々な活動に参加する。
「東南アジア青年の船」は、日本の内閣府青年国際交流事業の一環で、日本と東南アジア諸国間の友好と理解を促進する目的で1974年に発足したもの。今回で45回目を迎える。
今年は11月2日に日本の晴海ふ頭を出港し、10日に最初の寄港地となるブルネイへ到着。その後、17日にフィリピンのマニラ、21日にタイのバンコクに到着し、24日にタイを出発してベトナムへ向かった。ベトナムが最後の寄港地となっており、ベトナム訪問後に日本へ戻る。
なお、参加国は、日本とベトナム、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイの11か国。