サッカーベトナム代表チームのパク・ハンソ監督の故郷である韓国慶尚南道(キョンサンナムド)山清(サンチョン)郡が、訪韓したベトナム人の観光コースとなりつつある。
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山清郡は7月25日と28日の2回にわたり、パク監督の故郷である生草(センチョ)面に150人のベトナム人団体観光客が訪れたと発表した。生草面で観光客はパク監督の母校である生草小学校や生草サッカー場を巡ったという。
パク監督の故郷であることからベトナム人による関心が高まっている同郡は、旅行・航空会社対象のファムトリップからパク監督の広報大使委嘱まで、ベトナム人観光客の誘致活動を展開。
パク監督の故郷を訪れるベトナム人観光客向けのツアー客には、記念品贈呈や伝統衣装の無料体験などを行っているほか、5人以上の外国人観光客を誘致し、その他同郡が指定する条件を満たした旅行会社には1日1万ウォン(約9200円)、1泊2万ウォン(約1万8400円)、2泊3万ウォン(約2万7600円)の補助金を支給している。
この結果、4月から7月まで計8回にわたり約300人のベトナム人観光客が同郡を訪れたという。山清郡は今後も、外国人観光客の積極的な誘致を行う意向を明かしている。