2歳児がサイの角を摂取し中毒、「下熱のため」家族が投与

2019/08/02 12:09 ICT配信

 ホーチミン市でこのほど、幼児がサイの角の粉末を摂取して中毒を起こし、全身チアノーゼ(皮膚や粘膜が青紫色になる症状)の状態で同市第2小児病院に救急搬送されるという出来事が発生した。

イメージ写真
イメージ写真

 中毒を起こしたのは、同市クチ郡に住むN・K・A・Dちゃん(2歳)。家族によると、Dちゃんが発熱したため、熱を下げるためにサイの角の粉末を投与したという。

 血液検査の結果、メトヘモグロビン濃度が30%に達していたことが確認された。健康な人の場合、メトヘモグロビンの血液中濃度は通常0~3%となっている。

 Dちゃんは人工呼吸器を取り付けられるなど、5日間にわたって蘇生科で集中治療を受けた後、自発呼吸ができるようになり、唇や指先の色、臓器機能も正常に戻ったため、一般内科に移されて引き続き治療を受けている。

 ベトナムでは、サイの角はがんや男性不妊の治療など多くの病気に効果があると考えられており、高い値段で取り引されている。しかし、専門家によると科学的根拠は一切なく、むしろ大量に摂取すれば中毒になる危険性もあるという。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 東北部地方フート省に住む3歳の男児が、処方箋不要の解熱剤を大量に服用したことによる激しい中毒症状...
 ホーチミン市のタンソンニャット国際空港税関支局は17日、アフリカより到着した旅客の荷物の中からサイ...
 ベトナムは世界的に「サイの角の一大消費国」という悪名を馳せている。こうした悪評をなんとかしようと...
 野生生物保護学会(WCS)がこのほどホーチミン市で開催したCITES(絶滅のおそれのある野生動植物の種の...
 カオ・ドゥック・ファット農業農村開発相と南アフリカのエドナ・モレワ水・環境相はこのほど、両国政府...
 ハノイ市のノイバイ国際空港税関支局は4日、カタール航空QR610ドーハ~ハノイ便に搭乗していた旅客の荷...

新着ニュース一覧

 財政省傘下統計局(NSO)が発表した統計データによると、2026年1~10月期の輸出入総額(推定値)は前年同期...
 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、2026年10月の訪越外国人客数は前年同月比+7.0%増の185万4682人...
 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、2026年1~10月期の鉱工業生産指数(IIP)推定値は前年同期比+12.4...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ハノイ市ゴックハー街区(phường Ngọc Hà、旧バーディン区)に暮らすゴックさん(...
 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、2026年10月の全国消費者物価指数(CPI)は前月比+0.20%、前年同...
 米経済誌フォーチュン(Fortune)と「働きがいのある会社」に関する調査・分析・支援を行うGreat Place T...
 国防省傘下の政府暗号委員会と同省傘下の携帯通信大手ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel...
 政府は、一般労働者向けの地域別最低賃金を規定する政令第399号/2026/NĐ-CPを公布した。同政令は...
 財政省傘下統計局(NSO)が発表したデータによると、2026年10月に全国で新規設立された企業数は前月比+8....
 鉄鋼大手で多角化路線を歩むホアファットグループ[HPG](Hoa Phat Group)
 国内最大手の格安航空会社(LCC)ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)の202
 財政省傘下統計局(NSO)によると、2026年1~10月期の小売売上高(推定値)は前年同期比...
 デンマークの靴製造大手エコー(ECCO)のベトナム現地法人、エコーベトナム(ECCO Vietnam)が会社解散を決...
 地場のクルーズ船運航会社アテナグループ(Athena Group)は10月31日と11月1日の両日、東北部地方クアン...
 財政省傘下統計局(NSO)が発表したデータによると、2026年1~10月期の海外直接投資(FDI)認可額は、前年...
トップページに戻る