保健省は3日、中国のシノファーム(Sinopharm=中国医薬集団)が製造する新型コロナウイルスワクチンの使用を条件付きで許可した。
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これに先立ち、中央衛生疫学研究所が同ワクチンの使用許可を提案していた。中央衛生疫学研究所は関連機関と協力し、ワクチンの検査計画を策定する。また同研究所は、ワクチン接種施設に対してワクチンの保管・分配・使用についてガイダンスする責任を負う。
シノファーム製ワクチンは、中国では2020年12月に承認され、世界保健機関(WHO)では5月に緊急使用が承認された。
ベトナムではこれまでに、英国アストラゼネカ(AstraZeneca)製ワクチンとロシア製「スプートニクV(Sputnik V)」の2種類の使用が許可されており、シノファーム製が3種類目となる。