世銀、6省で「世代間自助クラブ」ネットワーク拡大を支援

2021/10/06 14:30 JST配信

 世界銀行(WB)はこのほど、ベトナムの高齢者の経済状況と健康を改善するための支援プロジェクトの始動式を開催した。世銀が管理する日本社会開発基金(JSDF)から275万USD(約3億0500万円)を無償で支援する。

(C) vietnamplus
(C) vietnamplus

 プロジェクトの主な内容は「世代間自助クラブ」ネットワークの拡大で、180以上のクラブを新設する。1つのクラブの成員は50~70人で、世代間の多様な活動を通じて参加者の収入向上や健康増進などを図る。このモデルは2006年にベトナムに初めて導入され、政府もその効果を認めて国の政策に取り入れている。

 貧困高齢者を支援する非政府組織(NGO)「ヘルプエイジ・インターナショナル(HelpAge International)」のベトナム事務所とベトナム高齢者協会が、共同で2024年9月までプロジェクトを実施する。これにより6つの省の約2万7000人が恩恵を受けることになる。このうち70%が高齢者だ。

 ベトナムではこれまでに全国63省・市のうち61省・市で、計3500のクラブが設立されている。労働傷病兵社会省の統計によると、2020年末時点の高齢者の人口は1100万人余り(うち80歳以上が約200万人)で、全体の11.95%を占める。高齢者人口の割合は2035年に20%、2050年には30%に達すると予測されている。

 

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ベトナム司法省でこのほど、「貧困層及び社会的脆弱者に対する法的支援の提供向上」プロジェクトの開始...
 ベトナムでは満60歳以上を高齢者と定義している。統計総局(GSO)によると、ベトナムは2011年に高齢化社...

新着ニュース一覧

 地場決済アプリ大手「モモ(MoMo)」はこのほど、PVオイル[OIL]
 かつてはスーパーマーケットや遊園地に点在する程度だったクレーンゲーム機が、ベトナムで一般的なビジ...
 住友商事株式会社(東京都千代田区)は北中部地方タインホア省で11日、「第4タンロン工業団地(TLIP4)」の...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 南中部沿岸地方ダナン市(旧クアンナム省)ホイアン街区のホアイ川で船頭として生計を立てていたブイ・テ...
 チャン・ホン・ハー副首相は11日、2075年までを視野に入れた2050年までの北部紅河デルタ地方ハイフォン...
 ホーチミン市で、米国の高級ホテル・リゾートブランドであるワールドホテルズ(WorldHotels)が運営する...
 3月15日に実施される第16期(2026~2031年任期)の国会議員および各レベル人民評議会議員を選出する総選...
 国連総会はニューヨークの国連本部で10日、毎年10月1日を「国際コーヒーの日」に制定する決議を採択し...
 商工省は12日、海外市場開拓を支援するデジタルプラットフォームの立ち上げを発表した。開設式典にはブ...
 ベトラベル・エアラインズ(Vietravel Airlines)は11日、ハノイ市とタイのバンコクを結ぶ路線の航空券販...
 書籍出版を手掛けるタイハーブックス(Thai Ha Books)はこのほど、ハノイ市で「ヒューマンライブラリー(...
 コーヒー・茶・果汁・農産物・加工食品・食品原料などの販売を手掛ける丸紅食料株式会社(東京都港区)は...
 日本の総合医療・福祉グループであるIMSグループの看護専門学校の一つであるイムス横浜国際看護専門学...
 国内最大手の格安航空会社ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、南中部
 ベトナム自動車工業会(VAMA)の発表によると、2026年2月の新車販売台数はテト(旧正月)の長期休暇が影響...
トップページに戻る