ホーチミン:オミクロン株感染確認国からの入国者、全員に集中隔離適用へ

2021/12/15 17:22 JST配信

 ホーチミン市人民委員会のズオン・アイン・ドゥック副主席は14日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」に対応するための計画を発表した。

(C) vnexpress
(C) vnexpress

 計画によると、ホーチミン市はまず、空港と港湾での検疫を強化する。国際線でベトナムに入国する場合、72時間以内の検査で陰性であることが条件となり、特にオミクロン株が確認された国からの入国者はワクチン接種や感染歴の有無を問わず、全員が集中隔離措置を受けなければならない。

 市はまた、オミクロン株の感染者を早期に発見すべく、住宅街やオフィス、工場などで監視・検査を強化する。

 このほか、保健省のガイダンスに従い、基礎疾患がある人などを優先して補強接種を手配し、ワクチン未接種者に対して接種を働きかける。

 なお、8日にキャセイパシフィック航空(Cathay Pacific Airways)のCX764便でホーチミン市から香港に到着したベトナム2人を含む計3人がオミクロン株に感染している疑いがあると報じられた件について、香港当局は遺伝子配列解析を実施し、ウイルスはオミクロン株ではなくデルタ株だったと結論付けた。

[VnExpress 14:17 14/12/2021 / Vietnamnet 14:56 14/12/2021, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ハノイ市人民委員会は27日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」に対応するための計画を...
 保健省は28日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の変異株である「オミクロン株」の感染者が国内で初...
 保健省は16日、全国の地方自治体に公文書を送付し、この中で新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者(F1)...
 保健省は16日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として、入国者に対する隔離措置の新たなガイダ...
 ホーチミン市保健局は保健省の承認のもと、新型コロナウイルスワクチンを2回接種済みで、接種後に感染...
 交通運輸省傘下のベトナム民間航空局(CAAV)は3日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」...
 WHO(世界保健機関)は26日、南アフリカなどで確認された新型コロナウイルスの新たな変異株であるオミク...
 日本政府は29日、新たな変異株であるオミクロン株(B.1.1.529系統の変異株)に対する緊急避難的対応とし...

新着ニュース一覧

 米マイクロソフト(Microsoft)が発表した調査報告書「ワークトレンド指数(Work Trend Index)」2025年版...
 在ベトナム米国大使館は18日、巡視船「CSB8022」をベトナム海上警察に引き渡したと発表した。越米間の...
 宅配を手掛ける地場ゴゾ・エクスプレス(Gozo Express)は18日、地場系コングロマリット(複合企業)
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら 【パリ編】は
 最先端の機械学習テクノロジーを活用してモバイル資産を識別・評価・最適化する米国のラウンズ(Rounds)...
 サイゴンハノイ保険[BHI](Sai Gon-Ha Noi Insurance Corporation)は、韓
 ベトナムは、ライチの生産量で中国に次ぐ世界2位となっている。  2025年の収穫量は約30万3000tで、...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 ハノイ市ノイバイ国際空港で、ベトナム人乗客による日本円の違法持ち出しが発覚した。税関当局が18日に...
 国内IT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)はこのほど、東南部地
 国会は18日、エネルギー使用効率化法の一部を改正・補足する法律を可決した。同法は2026年1月1日に施行...
 持田製薬株式会社(東京都新宿区)とMeiji Seikaファルマ株式会社(東京都中央区)は、持田製薬が日本で販...
 ベトナム発のITソリューション企業であるカオピーズ(Kaopiz、ハノイ市)と、東南アジア市場における医療...
 米グーグル(Google)と財政省傘下のベトナム国家イノベーションセンター(NIC)は18日、ベトナム国内での...
 英国タイムズ紙(The Times)が発行する高等教育情報誌「タイムズ・ハイアー・エデュケーション(The Time...
トップページに戻る