インドネシアのマスコミは26日、ベトナムで開催された第31回東南アジア競技大会(SEA Games 31)のバドミントン男子ダブルスで銀メダルを獲得したインドネシア代表のエレミア・ランビタン(Yeremia Rambitan)選手(22歳)の謝罪の手紙を掲載した。女性ボランティアに対し、不適切で無礼なハラスメント行為があったことを認める内容だ。
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エレミア選手がこれより前に自分のSNSに掲載した動画には、バスの中で同選手が女性ボランティアにセクハラに当たる言葉を浴びせている様子が映っていた。インドネシア国民はこれに猛反発し、マスコミも同選手の行為を非難した。
エレミア選手はSNSのアカウントを閉じ、マスコミやファンに対する謝罪の手紙を書いた。その中で同選手は、自身の冗談の言葉が完全に不適切だったことを認め、非常に後悔しているとした。自分が引き起こした行為が、インドネシアバドミントン協会やオリンピック委員会、全国のファンに及ぼした影響について重ねて謝罪した。
また、自分のコーチから厳しい警告の言葉を受けたことや、被害者の女性ボランティアに直接会って謝罪したことを明らかにした。