台所の神様の日、今年は「鯉ケーキ」が人気 リアル鯉は需要減

2023/01/14 07:41 ICT配信

 テト(旧正月)の元旦(2023年は新暦1月22日)の1週間前にあたる旧暦12月23日(2023年は新暦1月14日)は、ベトナムで「オンタオの日(Ngay ong Tao)」や「オンコン・オンタオの日(Ngay ong Cong ong Tao)」などと呼ばれる「かまど(台所)の神様の日(吐君節)」だ。この日は「鯉」の需要が急増するが、今年は「鯉ケーキ」の人気が高まっているようだ。

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 吐君節は、家庭内の事情をよく知る台所の3人の神様が、一家の1年の善悪を報告するため、鯉に乗って天に昇る日とされ、神様の無事を祈って鯉を河川に放したり、紙で作った鯉や冥器を燃やしたりする習慣がある。

 しかし、「鯉ケーキ」なら河川に放したり、燃やしたりする必要はなく、お供え物として供養した後は、そのまま家族で食べることができる。販売されている「鯉ケーキ」は、鯉の形をした緑豆ケーキやゼリーなどが主流。10匹セットで価格は11万~25万VND(約600~1370円)で売られている。

 この他、鯉を模したおこわや餅などの商品も人気を博しており、重さによって一品5万~38万VND(約275~2090円)で販売されている。

 一方、本物の生きた鯉に対する需要は低下している模様。1kg当たりの卸売価格は8万~9万VND(約440~495円)で、前年同期と比べて▲20%と大幅に下落している。吐君節用の果物や生花、菓子類を揃えたお供えセットも今年は売れ行きが半減しているという。

 「台所の神様の日」については、ベトジョーライフ(VIETJO LIFE)の「かまど神オンタオの日~ベトナムの旧暦12月23日~」を参照。

 

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