電子身分証明「VNeID」による国内線搭乗、全国空港で6月1日から試行

2023/05/31 03:53 JST配信

 交通運輸省傘下のベトナム民間航空局(CAAV)は、乗客が搭乗手続きを行う際に、レベル2の電子身分証明である「VNeID」アカウントの使用を試験的に認めることを同省に提案した。

(C)Vietnamnet
(C)Vietnamnet

 電子身分証明アプリ「VNeID」は、ICチップ搭載の身分証明書と同等の効力を持つ電子身分証明アカウントで、コロナ禍を契機に普及した。今回の試験運用は、全国の空港で国内線フライトに限定して実施。試行期間は6月1日~8月1日。

 乗客と航空スタッフは任意で同事業に参加する。チェックインカウンターや保安検査などで、レベル2電子身分証明アカウントでの受け付けに関する掲示板が設置されるため、希望する乗客はガイダンスに従い手続きを行えばよい。

 空港スタッフは、自身のスマートフォンで乗客の「VNeID」のQRコードをスキャンして確認作業を行う。なお、スタッフは乗客の個人情報を違法な目的に使用しないことを誓約しなければならない。

 

[Vietnamnet 11:41 29/05/2023 / VnEconomy 13:01 29/05/2023 U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ベトナム民間航空局(CAAV)によると、電子身分証明アプリ「VNeID」による生体認証を利用した搭乗手続き...
 ベトナム民間航空局(CAAV)によると、電子身分証明アプリ「VNeID」による国内線搭乗手続きが、2日から全...
 ホーチミン市タンソンニャット国際空港で、電子身分証明アプリ「VNeID」による国内線搭乗手続きの試行...
 公安省によると、電子識別および電子認証について規定する政令第59号/2020/ND-CPが10月20日付けで発効...
 公安省傘下の社会秩序行政管理警察局(C06)は18日、ICチップ付き身分証明書(IDカード)と同等の効力を持...
 公安省はこのほど、スマートフォン向けの新たな健康申告アプリケーション「VNEID」のリリースを発表し...

新着ニュース一覧

 米マイクロソフト(Microsoft)が発表した調査報告書「ワークトレンド指数(Work Trend Index)」2025年版...
 在ベトナム米国大使館は18日、巡視船「CSB8022」をベトナム海上警察に引き渡したと発表した。越米間の...
 宅配を手掛ける地場ゴゾ・エクスプレス(Gozo Express)は18日、地場系コングロマリット(複合企業)
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら 【パリ編】は
 最先端の機械学習テクノロジーを活用してモバイル資産を識別・評価・最適化する米国のラウンズ(Rounds)...
 サイゴンハノイ保険[BHI](Sai Gon-Ha Noi Insurance Corporation)は、韓
 ホーチミン市7区のサイゴンエキシビション&コンベンションセンター(SECC:799 Nguyen Van Linh, quan ...
 ベトナムは、ライチの生産量で中国に次ぐ世界2位となっている。  2025年の収穫量は約30万3000tで、...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 ハノイ市ノイバイ国際空港で、ベトナム人乗客による日本円の違法持ち出しが発覚した。税関当局が18日に...
 国内IT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)はこのほど、東南部地
 国会は18日、エネルギー使用効率化法の一部を改正・補足する法律を可決した。同法は2026年1月1日に施行...
 持田製薬株式会社(東京都新宿区)とMeiji Seikaファルマ株式会社(東京都中央区)は、持田製薬が日本で販...
 ベトナム発のITソリューション企業であるカオピーズ(Kaopiz、ハノイ市)と、東南アジア市場における医療...
 米グーグル(Google)と財政省傘下のベトナム国家イノベーションセンター(NIC)は18日、ベトナム国内での...
トップページに戻る