フランスの首都パリで開かれている第42回国連教育科学文化機関(ユネスコ)総会で、ベトナムはアジア太平洋地域の代表として副議長国に選出された。
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ベトナム・ユネスコ国家委員会の委員長であるハー・キム・ゴック外務次官は、副議長国に選ばれたことについて、国際社会からの信頼と国際舞台におけるベトナムの地位と評判が高まっていることを示すものであり、ユネスコの活動に対するベトナムの貢献への国際社会の支持と信頼を表すものだとして評価した。
ゴック次官によると、ベトナムはユネスコ執行委員会の委員国、文化的表現の多様性の保護および促進のための政府間委員会の副委員長国、無形文化遺産の保護のための政府間委員会の委員国にもなっており、同時に4つの役割を担うことになった。ベトナムはユネスコの運営や重要な政策や決定の策定に直接参加する機会を得たことになる。
副議長国に就任することは、ユネスコが関心を寄せる国際問題に対してより積極的かつ実質的に貢献する良い機会になるとみられている。