乾季で暑いホーチミン、涼しい「給水所」で一服

2024/03/23 10:30 JST配信
  • 教会前に水とお茶のボトル、無料で提供
  • 配達員やバイタク運転手など次々立ち寄る
  • 近隣の信徒が給水所の維持管理を担当

 ホーチミン市1区グエンティミンカイ通りマックティニョー教会(nha tho Mac Ty Nho)前には、誰でも利用できる無料の飲料水が置かれている。

(C) dantri
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 日中の気温が36~37度にも上昇するような乾季のこの季節、道行く人々に無料で提供される飲料水のボトルを街で目にすることは、ホーチミン市では珍しくない。しかし、中でもマックティニョー教会のそれは、とりわけ市民の関心を集めている。

 教会前に置かれている2つのボトル。1つは水、もう1つは冷たいお茶だ。ボトルはカボチャの緑のツタが伸び、赤い提灯をあしらった葉葺の小屋に置かれており、その傍らには、未使用のコップと使用済みのコップを入れるかごが2つある。

 この1年あまり、道行く人々の無料給水所となっているここは、以前は葉葺の小屋にボトルが置いてあるだけだったが、テト(旧正月)が明けて、神父のアイデアで、カボチャのツタの緑が加わった。

 混みあう時間帯には、シッパー(配達員)、バイクタクシー運転手、宝くじ売りなどが次々と立ち寄る。この給水所のボトルやコップ、水、茶葉は教会が用意しているが、お茶をつくったり、氷を用意したり、コップを洗ったりという作業は、近隣に住む信徒が交代でやっている。給水所は7時から21時まで設置されており、1日に7~8回、水が補充されている。

 シッパー業をする男性ラムさん(1990年生まれ)は、給水所で足を停め、自分の水筒にお茶を注ぎ、一口含んだ。1日4~5回立ち寄り、飲み物を買うお金を数万VND(1万VND=約60円)節約できているそうだ。

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