ホーチミン:犬猫の飼育ルールを厳格化、狂犬病ゼロへ対策

2025/11/26 13:07 JST配信
  • 26~30年の狂犬病対策プログラムを承認
  • 狂犬病によるヒトの死亡例ゼロを目標
  • 街区・村・特区人民委に飼育を登録

 ホーチミン市人民委員会は、2026~2030年の狂犬病対策プログラムを承認した。プログラムでは、2030年までに狂犬病によるヒトの死亡例をゼロにすることを目標とする。

(C) nld
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 同プログラムによると、犬猫の飼育者は以下を遵守する必要がある。

◇居住地の街区・村・特区の人民委員会に飼育の旨を登録する。

◇犬猫を放し飼いせず、自宅敷地内で管理する。

◇外へ連れ出す際はリードで繋ぎ、口輪を装着し、必ず同行者が付き添う。

◇ワクチンを規定通りに接種する。病気の疑いがある場合は隔離し、当局に報告する。

 当局が放し飼いされている犬猫を捕獲した場合、飼育者は飼育費・処分費などの全額を負担する。また、犬猫が他人に損害を与えた場合、飼育者は法律の規定に基づき賠償責任を負う。

 街区・村・特区の人民委員会は、地域内の飼育世帯リストを作成し、年に最低2回、犬猫の頭数とワクチンの接種状況を報告する義務を負う。また、未登録・ワクチン未接種・放し飼いの違反者への行政処分を徹底する。状況に応じて、放し飼いの犬猫を捕獲する専用チームを設置できる。

 ホーチミン市家畜獣医支局は、犬猫の管理やワクチン接種状況の追跡のために、情報技術(IT)システムを導入する。ワクチン接種は毎年同一の期間に集中的に実施し、特に暑い時季の前の高リスク期に重点的に実施を強化する。ワクチン未接種や新規飼育の個体については、随時追加接種を行う。飼育者には接種証明書が発行される。

 同市保健局は、狂犬病対策担当者への研修を実施し、負傷者向けのワクチンと狂犬病免疫グロブリンを十分に供給する義務を負う。警察をはじめとする関連機関は、出所不明の犬猫の輸送・取引を取り締まる体制を強化する。

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