バッザー社、ベトナム最大手のECモール運営会社までの道程

2012/04/22 08:13 JST配信

 ベトナムでネットショッピングが普及していない理由として、カードで決済する習慣が定着していないことが挙げられる。しかし、ディエップ氏によれば、それは全く問題ではないという。カード払いの際に3.5%ほど手数料をとられることから、日本最大のショッピングサイトでさえも、着払いやインターネットバンキングの利用を勧めている。日本にいる間に彼が利用したネットショッピングの約95%が、代金引換かインターネットバンキングでの支払いだったという。

(C)Ictnews
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 ディエップ氏曰く、このことはカード利用がネットショッピングの要ではなく、重要なのは人々の信用を得ることだということを示している。同氏はこうも語る「ショッピングサイトはダンスフロアと同じで、"美女"を揃えれば必ず客が来る」。バッザー社は1万2000人を超える「美女(この場合、販売者を指す)」を集め、その内、2500人を保証店舗として認定している。バッザー社は、これらの保証店舗と顧客との間で取引トラブルが生じた場合、100%責任を取るようにしている。

 ディエップ氏によると、成功の秘訣など何もなく、大切なのは顧客の要求に対して、いかに応えるかということだけだという。「信頼できる売り手を揃えること、安全で使い易い支払いシステム、欲しい商品を探すための検索のしやすさ、スムーズな配達など、全ては顧客の目線で考えることが大切なのです」と同氏は語った。

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