「荒くれ者」の男が国際結婚、カイトボードの王者になるまで

2014/07/27 05:48 JST配信

 彼の人生はこれだけではない。始まりは2006年のことだった。大学で2つの学位を取得したロシア人デザイナー、アナスタシア・レベディーバさんは、彼にカイトボードを教えてほしいと頼んだ。真っ黒で背の低いキンさんと、金髪で長身(おまけに美人)の彼女。どういうわけか2人は惹かれ合い、2年後には、ドンとヴァンという双子が誕生した。

(C) thanhnien
(C) thanhnien

 金髪の2人の子供が他の子供達とベトナム語で喧嘩しながら、時折ロシア語を話している。そんな様子を見守りながら、部屋の中でパソコンに向かってメールやフェイスブックに返信し、時折流暢な英語で電話している。彼がかつては荒くれ者で、ベトナム語の読み書きもできなかったなど、誰だって思いもよらないだろう。

 これまでに彼は、地元の貧しい人々にカイトボードを教え、安定した職に就かせてきた。「カイトボードがなければ、今頃刑務所に入っているか、どこかで野垂れ死んでいただろう。今は暮らしも良くなったし、孤児やストリートチルドレンにカイトボードを教える教室を開きたいんだ。これで終わりだとは思っていない。まだまだ新しい自分に出会えるはず。」キンさんの人生はこれからが始まりだ。

前へ   1   2   3   次へ
© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 グエン・ジエウ・ホアさんはミスコンテストの優勝者で初めて国際結婚をしたことで知られる女性だ。ホア...

新着ニュース一覧

 政府は8月1日、産業クラスターの管理・開発に関する政令第32号/2024/ND-CPの一部を改正・補足する政令...
 内務省は、2026年のベトナム文化の日および2027年のテト(旧正月)と建国記念日に伴う休暇について、日程...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 教育訓練省は、東北部地方トゥエンクアン省のトゥエンクアン英才高校の試験会場における2026年高校卒業...
 烈士(戦死者)の遺骨の捜索・収集は、ほとんどの場合、ほんのわずかな手がかりから始まる。その手がかり...
 VIETJOベトナムニュースが2026年7月に配信した記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:
 財政省傘下統計局(NSO)の発表によりますと、2026年4~6月の国内総生産(GDP)成長率(推定値)は前年同期比...
 南中部地方ダナン市人民委員会は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進およびデジタル経済の発...
 クラフトチョコレートの製造や販売を手掛けるザ・ココア・プロジェクト(The Cocoa Project)は、ホーチ...
 東北部地方クアンニン省のクアンイエン沿岸経済区で、ベトナム・シンガポール工業団地(VSIP)が総額約5...
 ハノイ市のノイバイ国際空港は、車両の混雑緩和を目的に3日から導入した新たな車両動線計画について、...
 英国・ロンドンの高等法院は、ベトナムのアニメ制作会社であるSコネクト(Sconnect)が制作する人気アニ...
 南中部地方ダナン市で3日、国際ミスコンテスト「ミス・ヘリテージ・グローバル2026(Miss Heritage Glob...
 産業資材事業やディバイス事業、メディカルテクノロジー事業を手掛けるNISSHA株式会社(京都府京都市)は...
 国防省傘下空軍士官学校(Air Force’s Officer College、南中部地方カインホア省)で4日、国防省の決定に...
トップページに戻る