第2回「ベトナム日本国際ユースカップ U-13」開催記念、トルシエ監督&井尻監督によるスペシャル対談

2019/12/14 05:00 JST配信

『U-13年代で国際大会を経験する意味』

井尻:U-13でレベルの高い試合を経験するのは非常に重要ですし、それが国際試合であれば、なおのこと良い経験になりますから、両国の子供たちにとってプラス要素しかないと思っています。交流の機会が増えて、国際試合の経験をどんどんつけてもらいたいです。日本から遠いヨーロッパに行くには、お金も時間もかかりますし、そこに行ってしまうと、子供も親も浮足立ってしまって、サッカーをしに来たのか、旅行に来たのか分からなくなってしまいます。ですので、経済もサッカーも成長著しいベトナムというのは、遠征先として非常に良い選択だと思います。同じアジアの中で交流していくのは、とても大切なこと。アジア遠征でしか得られない経験というものもありますし、取り組み方次第で、日本側にとっては大きなメリットが得られる大会になると思います。

(C) Miwa ARAI
(C) Miwa ARAI

トルシエ:日本は、ベトナムが発展するうえで非常に重要なパートナー。両国はアジアに属しており、サッカーだけでなく、様々な分野で協力関係を築いています。サッカーでは、日本と韓国はアジアを牽引する存在であり、ベトナムはこれらの国から学ぶべきことが多いです。私はかつて日本で、現在はベトナムで働いているので、両国を結ぶ懸け橋になりたいとも考えています。過去の経験から、日本がベトナムの成長のために、どんなポジティブなことをもたらしてくれるのかを私は知っています。川崎フロンターレが開催する年末の国際大会には、我がPVFアカデミーも参加します。クリスマス休暇を返上することになってしまいますが、応援に行くつもりです。

 この大会はPVFと川崎フロンターレのみならず、ベトナムと日本、両国サッカーの協力関係強化にも貢献するでしょう。でも、11月にU-18日本代表とアジア選手権予選(@ホーチミン)で対戦する時、私たちベトナム代表は絶対に負けませんよ!…とは言っても、ベトナムのレベルを考えると、引き分けでも上出来でしょう。もし最終戦で日本と引き分けたなら、どちらも予選突破する可能性が高いです。いずれにせよ、日本との対戦を楽しみにしています。トルシエベトナムvs影山ジャパンは日本でも注目されるでしょう?(※結果はトルシエ監督の目論見通り0-0のドローで、日本が首位、ベトナムが2位で予選突破)

前へ   1   2   3   4   5   次へ
© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 J1川崎フロンターレはこのほど、2020年末に開催を予定している「第3回ベトナム-日本国際ユースカップU-...
 日本サッカー協会(JFA)は10日、元日本代表監督のフランス人サッカー指導者であるフィリップ・トルシエ...
 2017年・2018年にJ1リーグを連覇した川崎フロンターレが主体となって企画する「ベトナム日本国際ユース...
 J1川崎フロンターレとベトナム1部ベカメックス・ビンズオンFCが協力して開催する第2回「ベトナム日本国...
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 前編 →
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 前編 →
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。)
 日本サッカー協会(JFA)はこのほど、日本人サッカー指導者の井尻明氏をベトナムサッカー連盟(VFF)に派遣...

新着ニュース一覧

 北部地方バクニン省は、国内8番目となる中央直轄市への昇格を目指し、提案書の最終調整を進めている。...
 ハノイ市人民評議会都市委員会はこのほど、低排出ゾーン(LEZ)の対象となる環状1号線内の9つの街区にお...
 政府は、付加価値税(VAT)法の施行をガイダンスする政令第181号/2025/ND-CPの一部を改正・補足する政令...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市の中心部には、築140年以上の給水塔が今も存在している。この建築物は、19世紀末にフラン...
 米国通商代表部(USTR)はこのほど、貿易相手国の知的財産権の保護と執行に関する「2026年版スペシャル30...
 インド海軍の艦艇「INSサガルドワニ(INS Sagardhwani)」が5日~8日の日程で、南中部地方カインホア省の...
 ホーチミン市人民裁判所は7日、麻薬の違法売買や所持の罪に問われていた麻薬ルート元締めのグエン・テ...
 「豚骨麺屋一番軒」や「肉汁餃子のダンダダン」などの飲食店運営や食品販売などを手掛ける株式会社ベス...
 企業のサステナビリティ経営を支援する株式会社ゼロボード(東京都港区)は、グリーン成長や持続可能な開...
 7日のベトナム株式市場は、ホーチミン証券取引所(HSX)のVNインデックスが大型株の牽引により上昇し、史...
 トー・ラム書記長 兼 国家主席は5日から7日にかけてインドを国賓訪問し、ナレンドラ・モディ首相および...
 配車アプリを展開する地場Beグループ(Be Group)は、5月8日より各種サービスの料金を+2~11%引き上げる...
 インドネシアのフィンテック企業クレディボ(Kredivo)は6日、ベトナムのデジタル銀行ティモ(Timo)の買収...
 ベトナム国家銀行(中央銀行)によると、2025年末時点で15歳以上の国民の銀行口座保有率が約89%に達した...
 レ・ミン・フン首相はこのほど、戦略的技術および戦略的技術製品のリストを定めた決定第21号/2026/QD-T...
トップページに戻る