在外ベトナム人国家委員会(SCOV)によると、現在、世界130以上の国と地域に約600万人の在外ベトナム人が生活や学習の拠点として暮らしている。米国が依然として最大のコミュニティを形成している一方、日本をはじめとするアジア諸国での増加も顕著となっている。
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米国が最多の234万人、アジアでは日本が急増
米国国勢調査局(ACS)の2023年のデータによると、米国には約234万人のベトナム系住民が暮らしており、世界最大の在外ベトナム人コミュニティとなっている。このうち136万人以上がベトナム生まれの移民だ。州別ではカリフォルニア州が約79万8000人で最多となり、次いでテキサス州が32万4000人余り、ワシントン州が約10万3000人、フロリダ州が約10万1000人と続く。
日本の出入国在留管理庁のデータによると、2024年末時点で日本に居住するベトナム人は63万4361人に達し、外国人の中で中国人に次ぐ規模となった。2007年時点では約3万5000人に過ぎなかったが、約20年間で18倍以上に拡大し、2024年だけでも+6万9335人増加している。
アジア・オセアニアおよび欧米の動向
その他のアジア諸国について、台湾(中国)には労働者や留学生などを中心に約31万5000~47万人が滞在していると推定される。韓国では2025年時点で30万5000人以上が確認されており、うち約4万人は現地男性と結婚したベトナム人女性が占めている。カンボジアにおける規模については見解が分かれており、2019年の国勢調査では7万8090人とされているが、実際には40万~100万人に上るとの研究もある。
オセアニア地域では、オーストラリアに37万人以上のベトナム系住民がおり、主にシドニーやメルボルンなどの大都市に集中している。北米のカナダでは2021年の国勢調査で約27万5530人が確認されており、トロントやモントリオール、バンクーバーなどで暮らしている。欧州ではドイツが最も多く、2024年時点で約22万6000人に上る。
日本の厚生労働省のデータによると、日本の高齢化に伴う労働力不足を背景に、ベトナム人労働者数は増加の一途をたどっている。同省が発表した2025年10月末時点の届出状況では、日本におけるベトナム人労働者数は60万5906人に達し、国籍別でトップとなっている。在留資格別に見ると、技能実習生が21万8600人、技術・人文知識・国際業務や特定技能などの専門的・技術的分野が22万9983人を占めており、製造業や建設業、宿泊業・飲食サービス業など多岐にわたる分野で重要な労働力となっている。




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