交通運輸省傘下のベトナム民間航空局(CAAV)はこのほど、2021年12月29日から2022年3月26日までの国内線運航計画案を交通運輸省に提出した。
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テト(旧正月)のピーク時にあたる2022年1月19日~2月16日には、約270万席に相当する1万4000便を運航する見通し。ただし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、2022年のテトの運航便数は2021年のテトの70~75%に留まる。
運航計画案の詳細は以下の通り。
<2021年12月29日~2022年1月18日>
新暦正月の往来需要に対応すべく、ハノイ~ホーチミン線とハノイ/ホーチミン~ダナン/フーコック(南部メコンデルタ地方キエンザン省)/ニャチャン(南中部沿岸地方カインホア省)発着便を強化する。その他の路線は現行と同じく1日9便を運航する。
<2022年1月19日~2月16日>
ハノイ~ホーチミン線とハノイ/ホーチミン~フーコック/ニャチャン線、ホーチミン~ダナン/ホーチミン~ハイフォン/ビン(北中部地方ゲアン省)/タインホア/ビンディン線を1.5~2倍に増便する。その他の路線は1日9便を運航する。
<2022年2月17日~3月26日>
需要に応じて各路線の運航便数を調整する。
同局によると、航空各社は2021年12月1日から21日までの期間に3894便を運航し、55万9000人を輸送した。平均座席利用率は60%で、ハノイ~ホーチミン線で70%、ホーチミン~フーコック線では78%に達した。