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ベトナムからの帰任・異動が決まったら?海外引越を徹底アドバイス!【ヤマタネ】

2019/03/07 JST配信

 新年度に向けて異動の辞令が出始める年末。ただでさえせわしない年末年始・テト休み時期に、並行して帰国引越の準備をするのは、考えただけでも憂鬱になりますね・・・。かといって、何もしないわけにもいきませんので、出来ることから一つずつ、引越に関しては引越業者に少しでも早く相談するのが一番の近道です。

 本記事には、弊社ヤマタネ海外引越サービスの紹介や、日本への帰国引越に関するアドバイスが満載です。どうぞ最後までお読み頂ければと思います。
    
 お急ぎの方は、以下のリンクからお問い合わせフォームにご記入頂くか、直接お電話やメールでご連絡いただければ、担当者が対応いたします。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

お見積りお問い合わせフォームはこちら
https://www.yamatane.co.jp/contact/move/

Asian Tigers Transpo International (Vietnam) Ltd. - Yamatane Division
ヤマタネ海外引越サービス
109 Xuan Thuy street, Thao Dien ward, District 2, Ho Chi Minh City, Vietnam
Tel: +84 (0)28 3826 4224  Fax: +84 (0)28 3636 5721
E-mail: yamatane@asiantigers-vietnam.com
Website: https://www.yamatane.co.jp/moving/network/vietnam.html
 

1.そもそも・・・Asian Tigers Transpo International (Vietnam) Ltd. - Yamatane Divisionって? 


 当オフィスは、2016年より営業をスタートしています。1993年からベトナムで海外引越事業を手がけているAsian Tigers Transpo International(Vietnam)社と東京に本社のある株式会社ヤマタネがパートナーとして協力し、豊富な知識と技術、日本人コーディネーターによるサービスとサポート体制をご提供しております。

 ヤマタネは大正13年7月(1924年)創業、米問屋から始まった会社です。現在は食品事業、物流事業(倉庫、輸送、文書保管、海外引越)、情報事業、不動産事業など幅広く手がけており、創業者である山崎種二は日本画専門の山種美術館(東京・広尾)を設立するなど、実は色々な事業を行っている会社です。

 Asian Tigers Transpo International (Vietnam)社は、アメリカ人によって設立された海外引越専門の会社で、東アジア・東南アジア全域に拠点を構えています。タイのAsian Tigers社は、ヤマタネを日系企業顧客対応のパートナーとし、30年間協力関係を築いています。

 Asian Tigers社の欧米式のマネジメントや品質管理、スタッフへの教育と、ヤマタネの日本的なきめ細やかなサービス、日本人のお客様の生活やご事情に配慮したコーディネートという、両社の強みを活かし合って、ホーチミンでも引越サービスをご提供しております。

 

2. 帰任が決まった!さてどうする?

●  とにもかくにも、まずは引越会社へ相談!  
 
 やはり、これが一番大切です・・・。近年、引越の繁忙期を避けるため、少しずつ人事異動のタイミングをずらす企業も出てきたという印象ですが、日系企業はやはり4月の年度初めに向けて人事異動を行うため、どの引越会社も年末~4月あたりまでは繁忙期となります。特にご家族帯同の場合は、実際に下見をして正確な物量を把握すること、お荷物の具体的な内容を把握することが、スムーズな引越作業のカギとなります。詳細の情報が決まっていなくても、どうぞお気軽にご相談下さい。単身の方でお荷物が少ない場合は、メールでのやりとりで下見・見積作成を行うことも可能です。

 弊社のウェブサイトには、帰任時に役立つ「ご帰国準備スケジュール」もございますので、何からすれば良いのやら・・・とお悩みの方は、こちらのリストもご活用下さい。

ご帰国準備チェックリスト
https://www.yamatane.co.jp/moving/network/vietnam_info_bk01.html

● 船便と航空便、一体どっちが良いの? いつ荷物を出せば良いの?

 通常、ベトナムでのお荷物お預かり~日本でのお届けまでに、船便は1ヶ月~40日、航空便は1週間~10日程度の時間がかかります。船便は大きな物、重たい物、壊れやすいものなどに適しており、航空便はもちろん船便より早いため、日本ですぐに使いたい物や、逆にベトナムの生活で最後まで使いたい物に適しています。

 「じゃあ、日本で早く荷物を受け取りたいから、早くベトナムから出せばいいのか!」というと、実はそう簡単な問題でもありません。日本でのお荷物の輸入通関手続きには、空港の税関でいつも提出を求められる黄色いカード、「別送品申告書」のご本人による提出が必須となっております。つまり、ご本人がご帰国時に別送品申告書をご提出されてからでないと、日本側での輸入は出来ないため、ご本人より早く荷物が日本に到着しても通関が出来ず、港や空港の倉庫での保管料が発生してしまいます。引越作業日と帰国日の兼ね合いでお荷物の発送時期を検討するか、日本でお荷物を受け取られたいタイミングから逆算して、引越作業日と発送時期を検討する必要があります。

 「単身で荷物も少ないし、まとめて航空便で送った方が早いしラクそう!」・・・確かにそうなのですが、船便に比べてお荷物内容に多くの規制があるのが航空便の難しい点です。航空便は、バッテリー類、液体類、アルコール類を入れることは出来ません。バッテリー類には電池なども含まれるため、パソコン、デジタルカメラ、電池を入れて動く時計、電卓、おもちゃ、体温計なども、電池やバッテリーを外さなければ、航空便ではお預かりできません。(バッテリーや電池を外せば、本体自体はお預かり可能です。)液体類は、食品やお飲み物だけではなく、液体状の薬、シャンプーなどの日用品、化粧品なども含まれますので、航空便で運べないお荷物は多岐に渡ります。

 また、勤務先企業にどのような引越規定があるかも、事前に確認しておきましょう。会社によっては、船便の余った物量から航空便に振り替えることが出来る場合などもあります。規定物量や料金を超えてしまうと、自己負担になる可能性もありますため、勤務先企業の規定にも注意して、船便と航空便をバランス良く利用したいところです。

 引越当日は、原則日本人のコーディネーターが立会って作業を行います。日本人目線でお客様の梱包に対するご要望をお聞きしながら、梱包作業をチェックいたします。

【ワンポイントアドバイス】
・引越会社へのご相談はお早めに!
・引越作業日と帰国日の兼ね合いで、ベトナムでのお荷物の発送時期や日本での配送希望時期を決めること!
・航空便は受け取りまでの日数が短いものの、制限が多いので注意が必要!

 

3. 意外な落とし穴も!引越時はここに注意!!

 ただでさえばたばたする引越作業当日。きちんと仕分けしていたつもりでも、意外な物が持っていけなかったり、持って帰られる個数に制限があったりと、落とし穴は色々とあります。ここでは、実際にあった例も交えて、これは注意!というポイントをお伝えいたします。

お別れのプレゼント。とっても嬉しいけれど・・・。
 ベトナム人の部下やご友人から、色々なプレゼントをもらい、こんなに増えるつもりじゃなかったのに・・・という方は多くいらっしゃいます。特に、手荷物では持っていけないような大きな絵画、どっしりと重みのある高級な食器など、ベトナム人の皆様からのプレゼントは、豪華なものもたくさん。これに日本へ持っていくベトナムみやげも重なって、あれよあれよと荷物が増えてしまい、予定していた物量での引越が出来なくなってしまった・・・ということがないように、お土産やプレゼントが増える可能性も考慮しておくと良いでしょう。

医薬品、日用品、化粧品に制限あり!
 実は、お客様が持って帰られようとしている石鹸やシャンプー、化粧品、コンタクトレンズなどは「個人輸入」として取り扱われ、日本で定められている「薬事法」が適用されることは、あまりご存じない方も多いかと思います。下記にいくつかの例を記載いたしますので、該当品をたくさんお持ちの方はご注意下さい。

1家族につき:
・外用薬・・・1品目24個以内 
・内服薬(処方せん薬)・・・用法容量からみて1ヶ月分以内
・内服薬(市販薬)・・・用法容量からみて2ヶ月分以内
・化粧品・・・1品目24個以内
・家庭用医療機器(電気マッサージ器など)・・・1セット  
・使い捨てコンタクトレンズ・・・2ヶ月分以内 
・石けん、シャンプー、歯磨き粉、染毛剤、入浴剤など・・・1品目24個以内

※個人で利用することが原則です。販売、譲渡及び他の人の代理で輸入することは認められておりません。

※1回のご入国につき1回の申告となるため、船便、航空便、手荷物など、複数便に分けて入れたとしても、上記の個数が上限個数となります。(例:船便に石けんを10個入れた場合、航空便や手荷物には14個までしか入れられない。)

※ベトナムで購入された薬は、日本で認められていない成分が使用されている可能性がありますため、お預かり出来かねます。

持ち帰る食品に注意!
 日本からたくさん買ってきたお米が余っているので持ち帰りたい、という方もたくさんいらっしゃいます。が!日本から持ってきた精米をそのまま日本に持って帰られる、というわけではないのです。2018年10月より、「植物防疫法」に基づいて、穀物、果実、野菜などを日本へ持ち込む場合に「輸出国政府機関により発行された検査証明書」を添付した上、検査を受けなければいけないこととなりました。

農林水産省 植物防疫所からのお知らせ
http://www.maff.go.jp/pps/j/guidance/leaflet/

 私たち外国人が、個人として、ベトナムの政府から発行された「検査証明書」を取得するのは、かなり至難の業でしょう・・・。また、穀物類だけでなく、アーモンド、カシューナッツ、こしょう、マカダミアナッツなどの乾燥した種子類も、証明書は必要ないものの、輸入検査が必要と定められております。スーパーなどで販売されている、加工されたお菓子などは問題ありませんが、加工されていない生のものを持ち帰るのは控えた方が良いでしょう。 

タッパー、お弁当箱、水筒などの容器を有効活用!
 大切な品物や割れ物は、なんとか壊れないように持って帰りたいところです。バッチャン焼きなどの食器やカトラリーなどをお持ち帰りになられる方も多くいらっしゃるかと思います。そんな時に役立つのがタッパーやお弁当箱、水筒などの空き容器。割れ物を梱包用の紙や緩衝材で包み、空いた容器の中に入れてふたをしておけば、段ボールの中で受ける衝撃も緩和され、周りの荷物とぶつかって割れてしまう可能性も少なくなります。

帰国時の服と靴がない・・・。そしてパスポートもない・・・。
 お荷物の仕分けに集中するあまり、出国日に必要なものをすっかり忘れていた・・・ということがないように、日本へ戻られる日に着る服、靴はきちんと分けておきましょう。また、引越作業日には、複数のお部屋で同時に梱包作業を行います。現金やパスポートは金庫に入れておく、日本に着いてからすぐに必要な書類は1つのファイルにまとめておくなどしておき、あとで焦って段ボールをひっくり返して探すことがないようにしたいですね。

日本に到着!でも最後の最後までお手続きを忘れずに。
 引越作業、仕事の引継ぎも無事に終了。ようやく日本に到着してほっとしたいところですが、最後の最後に「別送品申告書」の提出という大切なお手続きが残っていることをお忘れなく!いつも日本に到着した後に記入している黄色いカード。いつもはただ記入して提出しているだけかと思いますが、引越をされた方は別送品の申告対象者となりますため、申請書を2枚作成後、赤いランプの「課税」のゲートにお進み頂き、申請手続きを行う必要があります。最後まで油断は禁物です!

 また、近年は日本の主要空港にて、顔認証での入国手続きが導入されています。入国審査がとても早くなり大変便利ではあるのですが、輸入手続き時には海外から日本に入国してきたことの証明として、入国スタンプが必要となります。ご帰国後の役所関連の手続き等でも入国スタンプが必要になる場合がありますので、顔認証での手続きを終えられたあと、カウンターにて入国スタンプを取得するようにしましょう。

 

 皆様、いかがでしたか。少しでも引越準備に役立つ情報がありましたでしょうか。引越の準備や方法、そもそも何から始めたらいいのか・・・など、詳しいことが決まっていなくても、どんなことでもお気軽にお問い合わせ下さい!

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E-mail: yamatane@asiantigers-vietnam.com
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