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インターナショナル・スクール@パークシティ・ハノイ校(ISPH)|幸せな生徒は学校でよりよく学ぶ

2021/09/06 JST配信

 生徒の包括的な発展を促進することを目的に、国連教育科学文化機関(ユネスコ)は2014年に「ハッピースクール」のアイデアを打ち出しました。これは、点数と成績を重視する代わりに、各生徒の才能と強みを育むことに焦点を当てた質の高い教育です。

 ハノイ市におけるインターナショナル・スクールのトップ校の一つで、ハドン区で唯一の外資系インターナショナル・スクールであるインターナショナル・スクール@パークシティ・ハノイ校(ISPH)は、ハッピースクールを実践するモデル校となっています。ISPHはどのようにして生徒にとって幸せな学習環境を構築し、維持してきたのでしょうか。

 学習カリキュラム、アプローチ、教授法
 ISPHのカリキュラムは、英国の国家教育プログラムと、今日最も人気のある国際カリキュラムである国際初等教育プログラム(IPC)、ケンブリッジ式カリキュラム(IGCSE)、英国バカロレア(Aレベル)を組み合わせて構築されています。この組み合わせにより、広範かつやりがいのあるカリキュラムでありながら、非常に親しみやすく魅力的で、生徒の学習と発見を刺激し、好奇心をかき立てるのに役立ちます。
各科目やトピックへのアプローチも非常に興味深く、生徒の好奇心を刺激するものになっています。生徒は新しい学習トピックを始めるたび、学習する必要のあるトピックに導くために特別なイベントを開催する教師に常に驚かされます。

 また、歴史、地理、文学、数学、科学、言語の分野における基本的な概念から高度なレベルの理解まで、生徒が知識を習得し、広げるのに役立つ一連のアクティビティと演習が続きます。各トピックの終わりには、プレゼンテーション、モデリングまたは学校集会でのステージプレゼンテーションにより、個別、小グループおよびクラス全体のレポートを行います。
 

(恐竜の化石の発掘作業を体験しているISPHの小学3年生)

 好奇心をかき立て、自己探求を促し、自然に知識を身につける教育方法は、学習への愛着と生徒自身の真の発見を促進し、彼らの学業成績と将来の成功につながる幸福の鍵となります。

 課外活動と教室外での活動
 ISPHは、各生徒がさまざまな分野の能力と才能を備えたユニークな個人であることを理解し、スポーツ・芸術・コンピューター・科学・工芸・ライフスキルなどの幅広いオプションを備えた包括的でダイナミックな課外活動を実施しています。それにより、生徒が自分の強みと才能を発見するのを助け、学年を越えて興味を同じくする仲間を作り、絆を深める手助けをしています。
 

(ISPHの生徒の課外授業の1コマ)

 「生徒会」、「ホームチームキャプテン」、「男子と女子のリーダー」などの教室外での活動も、生徒が自分自身のリーダーシップスキルを育て、発展させる機会を提供します。 「ホームチーム」ネットワークは、全校生徒が団結し、あらゆる考えやアイデアを共有・尊重し合い、フラットで友好的なコミュニティを形成するのに役立ちます。

 学校、保護者と生徒の関係性
 ISPHのリック・ミリントン(Rik Millington)校長によれば、ハッピースクールを作るには、学校そのものだけでなく、学校、生徒、保護者の緊密な協力が必要です。校長はこの協力を、それぞれの辺が結合した時にのみ安定する、三角形の3つの辺に例えています。しかし、それはあくまでも必要条件であり、十分条件を満たすには、学校、生徒、保護者がいずれも幸せでなければなりません。教師と保護者が幸せであってこそ、生徒に前向きなエネルギーを与えることができます。そして逆に、幸せな生徒はよりよく勉強し、より高い目標を達成し、両親を幸せにし、教師に対しても生徒のためのより良い学習環境を整えるモチベーションを与えます。
 

(ISPHの保護者と教師と理事会とのミーティング)

 リック・ミリントン校長によれば、学校が追求している教育哲学とコアバリューも非常に重要な役割を果たしています。なぜならこれは、理事会のあらゆる決定や、教師と生徒、保護者、学校職員のあらゆる行動や振る舞いの手引きとなるものだからです。

 競争と表彰の評価方法
 ISPHでの競争と表彰の評価も非常に独特で、点数だけでなく、学校での生徒の学習態度と行動も評価の対象となります。これにより、前向きな行動が身につき、自信が高まり、成績の良い学生に注目が集まることや生徒が自らの優秀さを自慢するようなことが回避できます。
 

(ISPHにおける2学期の終業式と表彰式)

 生徒の学習の進捗状況は、学期中の生徒個人の成績を観察・比較し、常に記録されます。クラス内の生徒同士の比較やランク付けは一切行いません。生徒の不適切な行動に対する指導も、生徒が劣等感や羞恥心を抱くことのないよう、また自分が尊重され、関心を持ってもらえていることを感じられるよう、人道的かつプライバシーに配慮して行います。その結果、学校は2020~2021年度の最終評価で、生徒の高い学業成績と共に、最高95%の出席率を達成したことを非常に誇りに思っています。

 学習環境
 ISPHの小学校を受け持つジョン・ポール(John Paul)副校長は、こう語っています。生徒は屋外での運動や休み時間以外の1日のほとんどの時間を教室内で過ごすため、教室の学習環境は、ハッピースクールの構築において重要な役割を果たします。生徒の創造性を伸ばし、学習への興味を喚起するために、教室は美しく整えられ、さまざまな明るい色で各学年に適した飾り付けがなされている必要があります。学用品や道具は、年齢に合わせて合理的かつ適切に配置し、生徒が便利かつ快適に使用できるようにしておく必要があります。
 

(ISPHにおける小学1年生の教室)

 生徒と保護者にとって、進学の時期は大変な困難とストレスが伴います。これを踏まえ、ISPHでは、次の学年の活動に徐々に慣れることができるよう、年度初めに生徒の進学計画を作成し、教室の内外で学習方法やルーティンを段階的に変えていきます。学年の最終学期には、「移行日」と呼ばれる特別なイベントを開催します。この日は、進学を控えた最終学年の全ての生徒が進学先の教師や先輩の指導のもと、進学先で体験学習を行います。 これは、生徒が気持ちの準備をし、自信を持って進学できるというだけでなく、進学後の生活における大小の変化を受け入れ、対処する能力を身につけるのにも役立ちます。

 前学期の英国数学トラスト(UKMT)試験で金賞を受賞したISPHの7年生のユキは、次のように述べています。「ISPHの先生方はいつも生徒のことを考え、笑顔で分け隔てなく接してくれます。いつも私たちの好奇心を刺激し、学ぶことが本当に楽しいと思わせてくれます。学校の学習報告を見れば、先生は常に生徒を非常に注意深く見守ってくれていることが分かります。先生方から褒められた時は、努力が報われたと感じ、さらに全力を尽くして頑張ろうと思えます」。

 インターナショナル・スクール@パークシティ・ハノイ校の詳細、スクールツアーのスケジュール、ディスカバリーデーへの登録については、ウェブサイト<isph.edu.vn>にアクセスするか、電話<+84 93 4455 228>でお問い合わせください。

 The International School @ ParkCity Hanoi(ISPH)
 インターナショナル・スクール@パークシティ・ハノイ校(ISPH)
 ParkCity Hanoi, Le Trong Tan, quan Ha Dong, TP. Ha Noi
 ハノイ市ハドン区レチョンタン通りパークシティ・ハノイ
 ウェブサイト:www.isph.edu.vn | Eメール:info@isph.edu.vn | TEL:+84 93 4455 228

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