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【ベトナムの建設企業の皆様】日本の建設現場経験のある帰国後の元技能実習生を採用しませんか?

2024/12/05 JST配信

 外国人技能実習生の受入れ事業等を行う公益社団法人国際人材革新機構(iforce)は、独立行政法人国際協力機構(JICA)の協力の下、日本の建設現場で働いた経験のある帰国後の元技能実習生が、ベトナムの建設企業で活躍するのを支援する取り組みをしています。

1.プロジェクトの背景
 図1に示すとおり、日本で働く建設職種の外国人技能実習生数は(COVID-19の一時期を除き)年々増加しており、とびや建設機械施工等をはじめ、様々な職種で働いています(図2参照)。
 そして、今後は新しい育成就労制度への移行も見据え、特定技能外国人とあわせて、さらなる人数の増加が見込まれます(これに伴い、一定期間日本で働いた後、帰国する人の数もさらに増える見込みです)。

図1 建設職種の技能実習生数の推移(全国籍)
(出所)厚生労働省「『外国人雇用状況』の届出状況まとめ」を元に作成
 
図2 建設業で働く技能実習生数の職種別割合(全国籍)
(出所)出入国在留管理庁資料(2023年12月末時点)を元に作成

 他方、建設職種の技能実習生が帰国後に日本での実習と同種の仕事に就いている割合は、図3に示すとおり2割に満たない程度であり、他職種と比べても建設は特に低く、日本で習得した技能が母国で十分活用されているとは言えない状況です。これには様々な要因があると考えられますが、現状、帰国後の就職支援をするスキームがないのも一因と考えられます。
 
図3 技能実習生の帰国後の状況(職種別)
(出所)外国人技能実習機構「令和4年度帰国後技能実習生フォローアップ調査(概要)」を元に作成

2.ベトナムに帰国後の建設職種技能実習生の就職支援の仕組み
 そこで、公益社団法人国際人材革新機構(iforce)は、様々な日越関係者の協力を得て、図4のようなベトナムに帰国後の建設職種技能実習生の就職支援の仕組み(マッチングサイト)を構築し、パイロットプロジェクトとして現在運用を開始しています。なお、求人・求職に係る費用はすべて無料としています。
図4 ベトナムに帰国後の建設職種元技能実習生の就職支援の仕組み

3.ベトナムの建設企業の皆様へ
 自社もしくは取引先において、帰国後の元技能実習生(ベトナム人・建設職種)の採用ニーズがございましたら、是非一度、無料のマッチングサイトに貴社求人票を掲載することをご検討ください。
 以下のお問い合わせ先までご連絡をいただけましたら、担当者から詳細のご説明や今後の進め方等についてご案内させていただきます。まだ興味がある段階でも結構ですので、ご遠慮なくお問い合わせください。

<お問い合わせ先>
公益社団法人国際人材革新機構(iforce)
担当:西本
TEL:+81-3-6435-3021
E-MAIL:ask@iforce.or.jp 
WEBサイト:https://iforce.or.jp/

*本事業は、JICA草の根技術協力事業「帰国後の技能実習生が日本で習得した建設技能を活かせる就職支援体制 構築のためのパイロットプロジェクト」として実施しています。

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