- SDV開発の42dot、R&Dセンター設立へ
- 韓国・米国・ポーランドでセンター運営中
- ベトナムでは事務所の設置場所を検討中
現代自動車グループ(Hyundai Motor Group)で、ソフトウェア定義型自動車(SDV)を開発するフォーティーツー・ドット(42dot)が、ベトナムで研究開発(R&D)センターの設立を進めていることが明らかになった。
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フォーティーツー・ドットは現在、韓国と米国、ポーランドでR&Dセンターを運営している。また中国、豪州では年内の開設を目指してソフトウェア技術者を採用中だ。ベトナムでは事務所の設置場所を検討している。
東南アジアにおける研究開発の拠点となるR&Dセンターの開設場所としてベトナムを選んだ背景には、現地市場の成長性の高さがある。ベトナム政府は現在、電気自動車(EV)製造に対する税制支援を実施している。また、ベトナムは現代・起亜自動車にとっても重要な市場だ。
フォーティーツー・ドットの各R&Dセンターは、韓国本社と連携し、米グーグル(Google)の自動車向け基本ソフト「アンドロイド・オートモーティブOS(AAOS)」と、インフォテインメントシステムを開発している。