ベトナム政府は19日、決議第36号/NQ-CPの一部を改正・補足する決議第55号/NQ-CPを公布した。同決議は同日に発効した。これにより、市場で一般的に消費されるガソリン・石油製品のベース価格の変動幅に関する基準が変更された。
![]() (C) Bnews |
ベース価格の変動幅基準を拡大
新たな規定によると、ベース価格が直近の改定時のベース価格と比較して+15%以上上昇した場合、商工省および財政省は翌日に直ちに価格調整を行う。また、ベース価格が▲10%以上下落した場合も同様に翌日に価格を調整する。これまでは、決議第36号/NQ-CPの規定により、ベース価格の変動幅が+7%以上となった場合に調整されていた。
一方、ベース価格の上昇幅が+15%未満、または下落幅が▲10%未満の場合は、引き続き政令第80号/2023/ND-CPの規定に従い、7日に1回(毎週木曜日)の定期的な価格調整が行われる。
商工省は、規定に基づくガソリン・石油のベース価格を構成する要素のデータと、価格調整日の12時(正午)までに書面で送付される財政省の意見に基づき、ベース価格と小売価格を公表する。
中東危機による価格変動に対応
今回の措置は、中東危機により世界的なエネルギー市場が大きく変動している状況に対応するためのもの。米国、イスラエル、イランの間の軍事衝突の激化や、ロシア・ウクライナ紛争の長期化などが影響し、直近では原油価格が1バレルあたり100USD(約1万6000円)を突破している。
政府の指示のもと、商工省および財政省はガソリン価格安定化基金を活用し、国内価格の急騰を抑えている。2025年9月30日時点で5兆6170億VND(約340億円)の残高があった同基金は、直近5回の調整で連続して使用された。1Lまたは1kgあたりの基金からの支出額は、各種ガソリンと灯油、重油(FO)で4000VND(約24円)、軽油(ディーゼル油=DO)で5000VND(約30円)となっている。




)
)

免責事項
)
)

)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)