映画「宝くじが当たった」上映中、実話が元のハートフルコメディ

2015/02/14 06:11 JST配信

 在米越僑の俳優・監督ダスティン・グエン氏がメガホンを取った映画「チュンソー(Trung so)」(「宝くじが当たった」)が、12日からベトナムの映画館で上映されている(英語字幕あり)。この映画は、有名脚本家グエン・マイン・トゥアン氏が、2011年に起こった宝くじにまつわる夢のような実話を元に脚本を執筆したハートフルコメディだ。

(C) zing
(C) zing
(C) zing
(C) zing

 メコンデルタ地方ロンアン省で宝くじを売って生計を立てている女性ファム・ティ・ラインさんはその日、宝くじの回収時間が迫る中でもなかなか売れず、困り果てていた。そこでラインさんがいつも宝くじを買ってくれる荷車運転手の男性ドー・ゴック・トゥアンさんに連絡すると、売れ残っている宝くじ20枚を買ってくれることになった。

 その日の午後、仕事中だったトゥアンさんに代わってラインさんが当選結果を確認すると、驚いたことにトゥアンさんが買った売れ残りの宝くじ20枚のうち10枚が当選していた。当選金額は計66億VND(約3700万円)。

 ラインさんは、事の成り行きをまだ知らないトゥアンさんに当選したことを黙っていれば大金が得られたところを、「売れ残った宝くじを買ってくれるのはいつもトゥアンさんだから」と、宝くじに当選したことを報告。するとトゥアンさんは、自分に幸運をもたらしてくれたラインさんへのお礼として、当選した宝くじ1枚を彼女にプレゼントした―

 この話に心を打たれたダスティン・グエン監督が、ベトナム南部の農村を舞台に情け深い2人の姿をユーモアを交えて再現。この映画を通じて、暗い現実の多い現代社会の中にも、人の優しさや温かさは存在しているということを伝えている。

 ラインさんを描いたトム役を熱演したのは、演技派女優として高く評価されているニン・ズオン・ラン・ゴックさん。また、ダスティン・グエン監督自らが宝くじに当たったトゥアンさん(トゥー・ギア役)を演じた。このほか、有名お笑いタレントのチー・タイさん、トゥー・チャンさんらが映画の脇を固めている。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 2020年12月25日公開のベトナム映画「Sister Thirteen: Three Deadly Days(原題:Chi Muoi Ba: 3 Ngay S...
 財政省によると、全国における宝くじ会社の数は64社を数え、2014年の総売上高は63兆VND(約3390億円)に...
 全国の映画館で2日、ビクター・ブー監督による映画「Toi thay hoa vang tren co xanh(「草原に黄色い花...
 在米越僑の俳優・監督ダスティン・グエン氏がメガホンを取った映画「
 メコンデルタ地方ビンロン省チャウタイン郡タンフー村では8月、宝くじに大当たりして一夜にして大金持...
 海外のメディアでベトナムのスターが話題とされ賞賛される事は、残念ながらそうそうない。こうした栄誉...

新着ニュース一覧

 インド海軍の艦艇「INSサガルドワニ(INS Sagardhwani)」が5日~8日の日程で、南中部地方カインホア省の...
 ホーチミン市人民裁判所は7日、麻薬の違法売買や所持の罪に問われていた麻薬ルート元締めのグエン・テ...
 「豚骨麺屋一番軒」や「肉汁餃子のダンダダン」などの飲食店運営や食品販売などを手掛ける株式会社ベス...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市の中心部には、築140年以上の給水塔が今も存在している。この建築物は、19世紀末にフラン...
 企業のサステナビリティ経営を支援する株式会社ゼロボード(東京都港区)は、グリーン成長や持続可能な開...
 7日のベトナム株式市場は、ホーチミン証券取引所(HSX)のVNインデックスが大型株の牽引により上昇し、史...
 トー・ラム書記長 兼 国家主席は5日から7日にかけてインドを国賓訪問し、ナレンドラ・モディ首相および...
 配車アプリを展開する地場Beグループ(Be Group)は、5月8日より各種サービスの料金を+2~11%引き上げる...
 インドネシアのフィンテック企業クレディボ(Kredivo)は6日、ベトナムのデジタル銀行ティモ(Timo)の買収...
 ベトナム国家銀行(中央銀行)によると、2025年末時点で15歳以上の国民の銀行口座保有率が約89%に達した...
 レ・ミン・フン首相はこのほど、戦略的技術および戦略的技術製品のリストを定めた決定第21号/2026/QD-T...
 インドにおける2026年1~3月期の電気自動車(EV)販売台数ランキングで、ベトナムのEVブランドがトップ4...
 国内最大手の格安航空会社(LCC)ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)の子
 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)によると、南部...
 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)傘下のサン・フ...
トップページに戻る