ソンドン洞窟で撮影したアラン・ウォーカーのMVに注目集まる

2020/02/06 04:52 JST配信

 ノルウェーを中心に活動する英国出身の音楽プロデューサー、アラン・ウォーカー(22歳)の楽曲で、ベトナムで撮影されたミュージック・ビデオ(MV)「Alone, Pt. II」のユーチューブ(YouTube)での視聴回数が、2019年12月27日の公開から約1か月で3000万回を超えた。

(C) vnexpress
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 この楽曲は、視聴回数が10億回を超える2016年の楽曲「Alone」のパート2で、米国人シンガーソングライターのエイバ・マックスとのコラボ作品となっており、北中部地方クアンビン省の世界自然遺産フォンニャ・ケバン国立公園にある世界最大級の洞窟、ソンドン洞窟で撮影された。

 MVのメインシーンは、少数民族ブル・バンキエウ(Bru - Van Kieu)族が暮らすボーチャック郡タンチャック村ドーン村落(ban Doong, xa Tan Trach, huyen Bo Trach)、エン洞窟(Hang Em)入口、ソンドン洞窟の石筍「犬の手(Khoi Ban Chan Cho=Hand of Dog)」および第1ドリーネ(すり鉢状のくぼ地)で撮影された。

 撮影隊は、ソンドン洞窟の探検ツアーを運営するチュアメーダット社(オサリスアドベンチャー=Oxalis Adventure)や専門家の協力のもと、4日間にわたりソンドン洞窟内外で撮影を行った。中でも洞窟の天井から差し込む光を撮影するのには2日間を要したという。

 なお、ソンドン洞窟は過去に「PAN~ネバーランド、夢のはじまり~」(2015年公開)や「キングコング: 髑髏島の巨神」(2017年公開)などの映画のロケ地にもなっている。

[VnExpress 14:05 04/02/2020, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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