米国のシンガーソングライターであるクリスティーナ・アギレラ(Christina Aguilera、42歳)が国際科学技術賞「ビンフューチャー(VinFuture)賞」の授賞式に出演するため、婚約者のマシュー・ラトラー(Matthew Rutler)と共にハノイ市を訪れた。クリスティーナ・アギレラは5度のグラミー賞に輝いた米国を代表する歌手。ローリング・ストーン誌が2008年に選んだ歴史上最も偉大な100人のシンガーでは58位にランクインした。
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出演前日には、世界遺産のハロン湾(北部紅河デルタ地方クアンニン省)を訪れ、1日遅れの誕生日(12月18日)を婚約者と祝い、SNSに多くの動画と写真を投稿。2人はハノイ市からヘリコプターでハロン湾に移動し、友人らとクルーザーで船上誕生日パーティーを開いた。
20日には、ハノイ市ホアンキエム区の市民劇場(オペラハウス)で開催されビンフューチャー賞の授賞式に出演。クリスティーナ・アギレラはこの舞台で代表曲である「ビューティフル(Beautiful)」と「ザ・ヴォイス・ウィズイン(The Voice Within)」の2曲を力強く歌い上げて会場を沸かせた。授賞式にはこのほか、日本人指揮者の本名徹次氏、指揮者のドン・クアン・ビン氏、バイオリニストのブイ・コン・ズイ氏といった名立たる音楽家が演奏を披露した。
ビンフューチャー賞は、地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の非営利組織であるビンフューチャー基金(VinFuture)が主催するもので、国籍や性別、年齢を問わず、人類共通の課題を解決するための科学研究や発明、技術イノベーションに貢献した人々に贈られる。なお、授賞式の開催は今回が第2回目となる。