シリコン液が石灰化、豊胸手術による事故が相次ぐ

2013/09/17 05:36 JST配信

 ベトナムでは、豊胸手術を受けた女性がシリコン液を体内に注射したことが原因よる感染症や呼吸不全、注入部位の壊死などで再手術が必要になったり、死亡したりする事故が相次いでいる。ホーチミン市の美容整形クリニックでは最近、石灰化したシリコン液を摘出する手術が行われた。12日付ジエンダンゾアンギエップ紙(電子版)が報じた。

 この女性は4年前に知人に紹介されたハノイ市内の美容整形クリニックで、両胸にそれぞれシリコン液200ミリリットルを注入する豊胸手術を受けた。術後からしばらくは胸が大きくなったことに満足していたが、その後胸が次第に小さくなっていった。病院にはシリコン液の再注入を勧められたが、胸の痛みがひどくなっていったため、セカンド・オピニオンを受けるべく、ホーチミン市のクリニックで検査を受けた。

 検査の結果、石灰化したシリコン液の塊が複数発見されたため、4時間をかけて摘出手術を行った。こうした事例は、これまでに何件もあるが、シリコン液注入の危険性に関する情報が知れ渡っておらず、美容整形クリニックやスパ、マッサージ店などでシリコン液が簡単に注入できてしまうため、同様の事故が相次いでいる。

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