ベトナム航空、機長の操作ミスでハイジャック通報、警備隊出動の騒ぎに

2014/12/18 08:16 JST配信

 16日19時15分、乗客約135人と乗員7人を乗せたベトナム航空(Vietnam Airlines=VNA)のホーチミン発ビン(北中部ゲアン省)行きのVN1266便が、技術的な事故により「ハイジャック発生」の通報を発してハノイ市ノイバイ国際空港に緊急着陸した。

(C) vnexpress 乗客が撮影した機内の様子
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(C) vnexpress
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 同日17時12分にホーチミン市タンソンニャット国際空港を離陸し、18時27分にゲアン省ビン空港に着陸する予定だった同便は、ビン空港に間もなく到着するところで機内の気圧が急に低下したため、機長は高度を3万5000ft(約1万1000m)から1万3000ft(約4000m)まで下げると共に、最良の対応を受けられるよう急遽ノイバイ国際空港への着陸に切り替えた。

 正式には発表されていないが、情報筋によると、空港管制部との連絡の際に機長が「緊急事態発生」のボタンを押すべきところを誤って「ハイジャック発生」のボタンを押してしまったという。その直後に副機長が誤りに気付きボタンを押し直したが、連絡に不備があったため、同便は「ハイジャック発生」の誤った通報を受けて出動したノイバイ国際空港の警備隊に取り囲まれた状態で着陸した。

 乗客は21時50分に別の便に乗り換え、同日夜にビン空港へ無事に到着した。交通運輸省航空局は、機長をはじめとする乗員から事情聴取を行うと共に、同機のブラックボックスを押収して解析作業を進めている。

 なお、今回の事件が起きた航空機は2008年に導入されたエアバスA321型機で、直近の技術検査は11月12日に行われたばかり。機長はエアバスA321型機の操縦時間数500時間の経験を有するチェコ人のパイロットだった。

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