- メソセラピー美容液と誤って洗顔料を注入
- 顔の広範囲に痛み、右頬が大きく腫れる
- 未承認商品使用や無菌手順不遵守が多発
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ハノイ市バックマイ病院中毒センターは12日、スパで美容注射を受けようとした女性が、誤って洗顔料を注射される事故があったことを発表した。
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北部紅河デルタ地方タイビン省に住む24歳の女性は、7日夜に洗顔料とメソセラピー用の器具を持参し、メソセラピー用の美容液を注射してもらう目的で近所のスパを訪れた。
ところが注射中に激しい痛みを感じ、いつものように美容液が溶け込まず、顔が硬くなるように感じたため、施術担当者に注射をやめるよう求めた。この時に、持参したメソセラピー用の美容液がまだバッグの中にあり、注射された液体が、自分が持ってきた洗顔料であることに気づいた。
女性はすぐに地元の病院で診察を受け、その後、バックマイ病院を受診した。患者は顔の広範囲に痛みがあり、右頬が大きく腫れ、皮膚下に硬い塊ができ、右目の下が黒ずみ、額には注射針の跡が複数残り、あざが点々と見られるが、バックマイ病院の医師によると、症状は快方に向かっている。
ハノイ市の中央皮膚科病院の医師によると、薬剤を注射器などで直接注入するメソセラピーは女性に人気の美容法だが、未承認の商品を使ったり、無菌手順を守らなかったり、無認可施設で施術を受けたりする人も多く、注射後に問題が出るケースも多発している。