ベトナムでは9月5日から新年度が始まったが、ホーチミン市にあるボー・チュオン・トアン中学校(1区、グエン・ビエン・キエム通り)が新たに日本語教育モデル校となった。今後同校の6年生9クラスのうち2クラスが日本語を第1外国語として学び、6日には在ホーチミン日本国総領事館の職員が生徒に日本語教科書を配布した。
ホーチミン市内で日本語を第1外国語として採用しているのは、昨年日本語教育モデル校となったレ・クイ・ドン中学校が初めてで、ボー・チュオン・トアン中学校が2校目となる。ベトナムで最初に日本語を第1外国語に採用するモデル校となったのは、ハノイのチュ・バン・アン中学校で2003年度から日本語教育が行われている。総領事館によると、今後ダナン、フエ市内の中学校でも日本語教育を推進してゆく計画。
ホーチミン市では2005−2006年度に、上記2校で175名が週3時間、日本語を第1外国語として学ぶ。