ベトナム航空:爆弾騒ぎ男に無期限の搭乗禁止措置

2006/10/27 07:07 JST配信

 ベトナム航空はこのほど、これまでに爆弾騒ぎを起こした3人の乗客(※関連ニュース参照)に対し無期限の搭乗禁止措置を取ることを発表した。

 ベトナム航空では国内線の便ですでに3回の爆弾騒ぎが発生しており、この度の措置は同社がこの状況を深刻に受け止めた結果だ。最近では今月8日にハノイ発ホーチミン市行きの便である乗客が「手荷物の中に手榴弾が入っている」とスチュワーデスに話して機内に混乱を巻き起こしたばかり。

 この度の措置についてベトナム航空は、機上での乗客の安全を保障することが第一の目的だとし、さらに今後同様の事件が起こるのを防ぐ効果があると期待している。

 また今月24日にはハノイ市公安が、8月18日にハノイ発カムラン行きの便で爆弾騒ぎを起こしたグエン・タイ・ソン(51)を起訴することを決定した。爆弾騒ぎの男が起訴されるのは初めてのケースとなる。

[2006年10月25日、VnExpress]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 6か月の搭乗禁止処分を受けていたベトナム人女性Tさん(36歳)が、1月3日にハノイ市ノイバイ国際空港から...
 ベトナム航空は、先月、同航空機の離陸直前に、機内で「荷物の中に爆弾が入っている」との冗談により、...
 18日午前6時55分ごろ、ベトナム航空ハノイ発カムラン行きVN267便の離陸直前に、機内で「荷物の中に爆弾...
 5日午後6時半ごろ、ホーチミン市タンソニャット空港からハノイへ向けて離陸準備をしていたベトナム航空...

新着ニュース一覧

 ホーチミン市で、電動バイク向けの充電サービスを提供するカフェが急増している。この1年ほどで雨後の...
 地場系コングロマリット(複合企業)T&Tグループ(T&T Group)と、マレーシアの格安航空会社(LCC)エアアジ...
 ホーチミン市のクアンチュンソフトウェアパークでこのほど、「ベトナム半導体産業人材開発連盟(SEVINA)...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 毎週火曜日と金曜日の午前9時から11時まで、ホーチミン市ヒエップビン街区(旧トゥードゥック市の一部)...
 ハノイ市警察は8月10日(日)まで、ホアンキエム湖周辺の一部通りで交通規制を行うと発表した。これは、8...
 南中部地方ダナン市にあるテーマパーク「ダナン・ダウンタウン(Da Nang Downtown)」が9月3日に営業を停...
 ハノイ市で8月9日(土)と10日(日)の両日、「世界のお巡りさんコンサート」が開催される。  ベトナム...
 東北部地方クアンニン省のハロン湾とバイトゥーロン湾では、安全確保の一環として、すべての観光船に船...
 8月1日に公開されたベトナム・韓国合作映画「Mang Me Di Bo(英題:Leaving Mom)」が6日、公開6日間で興...
 ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は5日、機内インターネット接続サー
 国防省傘下の携帯通信大手ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)はこのほど、同社の第11回...
 文化スポーツ観光省は、8月革命80周年(1945年8月19日~2025年8月19日)および建国80周年(1945年9月2日~...
 財政省傘下統計局(NSO)が発表したデータによると、2025年1~7月期に全国で新規設立された企業は前年同...
 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、2025年7月の外国人訪問者数(推定値)は前月比+6.8%増の156万258...
 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、7月の小売売上高(推定値)は前月比で+1.1%増、前年同月比では+9...
トップページに戻る