中国に渡って腎臓売買、危険がいっぱい

2011/08/27 07:25 JST配信

 メコンデルタ地方カントー市警察のグエン・フー・トゥオン上佐はこのほど、中国に渡って腎臓売買をするベトナム人が絶えない事について、腎臓と共に秘かに別の臓器を取られる恐れもあり、死亡事故に至る可能性も高いと警鐘を鳴らした。12日付グオイラオドン紙(電子版)が報じた。

 メコンデルタ地方ハウザン省在住のコンさん(18歳)とダイさん(21歳)は、中国で腎臓を売ってきたばかりだ。2人によると、中国に行って腎臓を売れば4000万ドン(約16万円)稼げると誘われ、別の1人(19歳)にも声をかけて3人で中国の広州市に渡った。案内された場所にはベトナム人8人が順番を待っていた。

 約1週間後に腎臓の摘出手術を受けると、3~4日後に抜糸もしないまま退院させられた。ベトナムのモンカイ(北部クアンニン省)に戻る時に受け取った金額は、約束より少ない3600万ドン(約14万4000円)だった。案内人からは、交通費と食費を差し引いたためと説明を受けた。

 モンカイから故郷に帰った時、手元には3000万ドン(約12万円)しか残っていなかった。コンさんとダイさんは、「手術後体調が優れず力仕事ができなくなった。できることなら元の体に戻して欲しい」と話している。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 臓器移植の需要に応えるため、闇の仲介グループが暗躍している。現行の法律に従っていては、いつまで待...
 ハノイ市のベトドク病院で9日午後6時ごろ、国内で初めての脳死患者からの腎臓移植手術が行われた。同日...
 最近ハノイ市ハイバーチュン区チャンフンダオ通りの108病院付近で、「腎臓(じんぞう)売ります」と書...
 男子学生トー・コン・ルアンさん(22歳)が中国で腎臓を売ったと疑われる事件(※関連ニュース参照)が発...
 3月末、ホーチミン市のチョライ病院に重い脳障害で植物状態となり、片方の腎臓を失ったトー・コン・ル...

新着ニュース一覧

 政府は、付加価値税(VAT)法の施行をガイダンスする政令第181号/2025/ND-CPの一部を改正・補足する政令...
 米国通商代表部(USTR)はこのほど、貿易相手国の知的財産権の保護と執行に関する「2026年版スペシャル30...
 インド海軍の艦艇「INSサガルドワニ(INS Sagardhwani)」が5日~8日の日程で、南中部地方カインホア省の...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市の中心部には、築140年以上の給水塔が今も存在している。この建築物は、19世紀末にフラン...
 ホーチミン市人民裁判所は7日、麻薬の違法売買や所持の罪に問われていた麻薬ルート元締めのグエン・テ...
 「豚骨麺屋一番軒」や「肉汁餃子のダンダダン」などの飲食店運営や食品販売などを手掛ける株式会社ベス...
 企業のサステナビリティ経営を支援する株式会社ゼロボード(東京都港区)は、グリーン成長や持続可能な開...
 7日のベトナム株式市場は、ホーチミン証券取引所(HSX)のVNインデックスが大型株の牽引により上昇し、史...
 トー・ラム書記長 兼 国家主席は5日から7日にかけてインドを国賓訪問し、ナレンドラ・モディ首相および...
 配車アプリを展開する地場Beグループ(Be Group)は、5月8日より各種サービスの料金を+2~11%引き上げる...
 インドネシアのフィンテック企業クレディボ(Kredivo)は6日、ベトナムのデジタル銀行ティモ(Timo)の買収...
 ベトナム国家銀行(中央銀行)によると、2025年末時点で15歳以上の国民の銀行口座保有率が約89%に達した...
 レ・ミン・フン首相はこのほど、戦略的技術および戦略的技術製品のリストを定めた決定第21号/2026/QD-T...
 インドにおける2026年1~3月期の電気自動車(EV)販売台数ランキングで、ベトナムのEVブランドがトップ4...
 国内最大手の格安航空会社(LCC)ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)の子
トップページに戻る