ホーチミンのカード式公衆電話、20年の歴史に幕

2012/06/16 08:09 JST配信

 ベトナムに初めてカード式有料公衆電話(電話ボックス)が設置されてから20年が経過した。ベトナム郵便通信グループ(VNPT)はこのほど、今年10月1日までにホーチミン市にある全てのカード式公衆電話を撤去することを決定した。14日付サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。

(C) Saigontimes
(C) Saigontimes

 カード式公衆電話の撤去については、同市情報通信局の提案を受けた同市人民委員会のレ・マン・ハー副主席が今月13日、VNPT HCMに対し、今年10月までの完全撤去を要請していた。

 ベトナムのカード式公衆電話は1991年、マレーシアのSAPURA社が試験導入を開始。その後、1993年までは「UNIPHONAKED」という名称で、ハノイ市とホーチミン市で正式に導入され、市内を巡る通りという通りに黄色の電話ボックスが設置された。

 1997年には、VNPT傘下のGPC社による青色のカード式公衆電話「CardPhone Vietnam」が展開を開始。街で見かける電話ボックスの色は次第に黄色から青に変わっていき、2001年にSAPURA社はベトナムから撤退を発表した。

 ベトナムが携帯電話の輸入を開始したのが1995年。その後の携帯電話の普及は目覚しく、携帯電話の契約者数は人口の2倍近い1億5400万人とも言われる。ホーチミン市の公衆電話はその役目を終え、残された閑かな余生を過ごしている。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 ベトナム郵便通信グループ(VNPT)トゥアティエン・フエ支社は現在、市内のカード式有料公衆電話を、無...
 ベトナム郵政通信総公社(VNPT)傘下のホーチミン市通信社(ホーチミン市テレコム)はこのほど、市内各地...
 VinaPhone社が運営するカード式公衆電話CardPhoneは利益が上がらず厳しい状況にさらされている。CardPh...

新着ニュース一覧

 政府は8月1日、産業クラスターの管理・開発に関する政令第32号/2024/ND-CPの一部を改正・補足する政令...
 内務省は、2026年のベトナム文化の日および2027年のテト(旧正月)と建国記念日に伴う休暇について、日程...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 教育訓練省は、東北部地方トゥエンクアン省のトゥエンクアン英才高校の試験会場における2026年高校卒業...
 烈士(戦死者)の遺骨の捜索・収集は、ほとんどの場合、ほんのわずかな手がかりから始まる。その手がかり...
 VIETJOベトナムニュースが2026年7月に配信した記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:
 財政省傘下統計局(NSO)の発表によりますと、2026年4~6月の国内総生産(GDP)成長率(推定値)は前年同期比...
 南中部地方ダナン市人民委員会は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進およびデジタル経済の発...
 クラフトチョコレートの製造や販売を手掛けるザ・ココア・プロジェクト(The Cocoa Project)は、ホーチ...
 東北部地方クアンニン省のクアンイエン沿岸経済区で、ベトナム・シンガポール工業団地(VSIP)が総額約5...
 ハノイ市のノイバイ国際空港は、車両の混雑緩和を目的に3日から導入した新たな車両動線計画について、...
 英国・ロンドンの高等法院は、ベトナムのアニメ制作会社であるSコネクト(Sconnect)が制作する人気アニ...
 南中部地方ダナン市で3日、国際ミスコンテスト「ミス・ヘリテージ・グローバル2026(Miss Heritage Glob...
 産業資材事業やディバイス事業、メディカルテクノロジー事業を手掛けるNISSHA株式会社(京都府京都市)は...
 国防省傘下空軍士官学校(Air Force’s Officer College、南中部地方カインホア省)で4日、国防省の決定に...
トップページに戻る