越企業、借金取り立てはヤクザ者におまかせ

2014/03/05 15:54 ICT配信

 2月26日に司法省とベトナム商工会議所(VCCI)が共催したセミナー「民事判決執行法-企業の視点から」で、VCCIのアンケート調査結果が発表され、多くの企業が借金の取り立てに正規の法的手段より裏社会を利用している実態が明らかになった。

 調査結果によると、借金の取り立てに裏社会を利用した場合の成功率は90%で、要する期間は15~30日である一方、訴訟と判決執行機関を通した場合の成功率は約50%と低く期間も400日と長い。

 訴訟の場合はさらに債権額の20~30%の費用と謝礼金などの非正規の支出が発生する。裏社会を通す場合は債権額の40~70%を要求されるが、その他の費用は発生しない。合法的な債権回収代行会社(サービサー)を利用する場合は、成功率は70~80%、期間は60~90日程度だ。

 調査結果では、3種類の取り立て方法のうち訴訟を選ぶとした企業は30%に留まった。VCCI法制部のグエン・ミン・ドゥック氏によると、アンケートに応じた多くの企業経営者が訴訟を通じた借金回収に失望感を露にしたという。ハノイ民事判決執行局の元幹部は、判決執行法には手続きに期限が設けられていないなど、多くの不備があると指摘した。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 東北部地方クアンニン省ドンチエウ町イエント村にある町工場で6日、債権回収の取り立て屋が債務者から...
 債権回収代行会社(サービサー)が繁盛している。回収費用は最大で借金の50%にも上るが、それでも依頼は...
 12月27日夜、東南部ビントゥアン省ファンティエット市ビンフン地区で、自宅にいた女性が6人組の男女か...
 ハノイ市警察は5月25日、市内のフオンドン債権回収株式会社が借金回収を目的として起こした監禁および...

新着ニュース一覧

 外務省のファム・トゥー・ハン報道官は5日午後の定例記者会見で、欧州でスーパーマーケットの冷蔵設備...
 公安省傘下のモビフォン(Mobifone)とベトナムの情報技術(IT)最大手FPT情報通
 地場市場調査会社デシジョンラボ(Decision Lab)が2026年4~6月に実施した調査をまとめたレポート「ザ・...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ハノイ市ゴックハー街区(phường Ngọc Hà、旧バーディン区)に暮らすゴックさん(...
 自動車・バイク小売大手タスコ[HUT](Tasco)傘下でサービス展開を担うシテ
 地場食品スーパーチェーンのキングフードマート(Kingfoodmart)は、10月中旬にハノイ市のマンション「イ...
 株式会社成城石井(神奈川県横浜市)は、ベトナムの優遇制度や多国間貿易協定を活用した「複数国間連携モ...
 1998年にベトナムで初めて体外受精(IVF)によって誕生した3人のうちの1人であるルウ・トゥエット・チャ...
 仏航空機大手エアバス(Airbus)は、ベトナムにおける旅客数が今後20年間で年平均+7.7%増加し、ベトナム...
 国防省傘下の携帯通信大手ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)傘下のベトテル航空技術セ...
 英国の大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds=QS)が3日に発表した「QSアジア大学...
 西北部地方ソンラ省ムオンバム村(xã Mường Bám)の省道108号線で10月15日午前11時...
 日本全国の駅チカや駅ナカを中心にヘアメイク・ネイル専門店を展開する株式会社アトリエはるか(愛知県...
 ホーチミン市カウオンライン街区(phường Cầu Ông Lãnh、旧ホーチミン市1区...
 ホーチミン市で11月11日(水)から14日(土)まで、「ベトナム・フードエキスポ2026(Vietnam Foodexpo 2026...
トップページに戻る