ハノイ:校内暴力の被害、過去半年で生徒の71%

2014/12/01 17:49 JST配信

 ハノイ市で26日に開かれた、校内暴力の実情と対策をテーマとしたセミナーで、医社会学研究所と慈善団体プランベトナムが調査結果を発表した。調査は2014年3月から9月にかけて、ハノイ市内の中学校・高校計30校の生徒3000人に対し、アンケート用紙と面接によって行われた。

(C) vnexpress
(C) vnexpress

 それによると、これまでに校内で1回以上暴力を受けたと答えた生徒は約80%に達し、過去6か月間に暴力を受けた生徒は71%に上った。受けた暴力の種類は、精神的暴力(大声でどなる、脅迫する、でたらめの噂を流す、人前で馬鹿にするなど)が73%、肉体的暴力(叩く、蹴る、押し倒す、髪をつかむ、殴るなど)が41%、性的暴力(性的な内容のメールを送る、キスや性器への接触を強要する、性行為を強要するなど)が19%。

 男子生徒は中学・高校とも、校内や通学路で精神的・肉体的暴力の被害に遭う危険性がかなり高い。女子生徒の場合は、高校生が通学路で性的暴力の被害に遭いやすい。肉体的暴力は中学校(50%)で高校(25%)の倍の頻度で発生している。

 ハノイ市教育訓練局のグエン・ヒエップ・トン副局長は、校内暴力は数年前に比べて大幅に減少しているとの認識を示した。プランベトナムの代表は、暴力の概念がかつての肉体的暴力から精神的暴力へと拡大していると指摘。いかなる暴力に対しても、学校、生徒の保護者、生徒、教育当局が協力して取り組む必要があると述べた。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 労働傷病兵社会省がこのほど発表したベトナムにおける女性に対する暴力についての調査の2019年版で、過...
 生徒同士による校内暴力が増加する中、多くの学校は道徳教育と並行して暴力から自分の身を守る方法につ...
 ベトナムでは近年のインターネット普及に伴い、生徒間のいじめ・暴力や陰湿な嫌がらせなどの行為を撮影...
 ハノイ市の生徒・学生の犯罪は、件数が増加傾向にあるばかりか凶悪化している。30日に開かれた「ハノイ...
 生徒同士の暴力事件が多発している現状を受けて、教育訓練省はハノイ市で28日、防止策を探るセミナーを...

新着ニュース一覧

 大型蓄電池の製造・販売などを手掛ける株式会社パワーエックス(岡山県玉野市)はこのほど、ベトナム向け...
 地場ベトナムグリーンハウス(Vietnam Greenhouse)とデンマークのバイオテクノロジー企業であるノボネシ...
 ホーチミン市人民裁判所は18日、米国への人身売買を目的として養子縁組を装い、子どもを買い取っていた...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 南部地方タイニン省チャンバン街区のチャンバン郵便局の門前に、40年近く前から営業している小さな新聞...
 米国ニューヨークの国連本部で開催された第36回国連海洋法条約(UNCLOS)締約国会合で18日、ベトナム外交...
 オーストラリアの経済平和研究所(IEP)が発表した「世界平和度指数(Global Peace Index=GPI)」2026年版...
 ホーチミン市で5月に数字選択式宝くじの特賞である830億VND(約5億1000万円)超を当てた男性が、今度は南...
 ホーチミン市の家禽卵市場で約20%のシェアを占める大手卵生産会社のビンタインダット・フード(Vinh Th...
 ホーチミン市人民裁判所は18日、臓器売買あっせんルートの裁判で、主犯格のブイ・ティエン・ルック被告...
 滑走路の延伸や関連設備の改修などのため、3月から一時閉鎖されている南中部地方ラムドン省のリエンク...
 LOGIQ株式会社(沖縄県那覇市)は、グローバル開発体制を強化するため、ハノイ市に子会社「LOGIQ R&Dベト...
 日本貿易振興機構(ジェトロ)ハノイ事務所は、日本企業における海外大学との連携ニーズの高まりを受け、...
 ハノイ市警察は19日、「リゾート会員権」の販売を装った大規模な詐欺事件について、推定被害総額が2兆7...
 ホーチミン市人民評議会は19日、2026年半ばの定例会議を開催し、交通や都市整備など多数の重点インフラ...
 南中部地方ダナン市で6月28日から7月4日まで「第4回ダナン・アジアン映画祭(DANAFF IV)」が開催される...
トップページに戻る