硫酸浴びせ事件首謀者の女に禁固7年、同性愛のもつれで

2017/07/25 15:15 JST配信

 ホーチミン市ゴーバップ区で2016年3月に若い女性2人が高濃度の硫酸を浴びせられ、1人が顔面に重度のやけどを負った事件で、同区人民裁判所は24日、傷害罪に問われていた被告3人に判決を言い渡した。首謀者のチュオン・ティ・キエウ・クエン被告(女・22歳)は禁固7年、クエン被告の恋人のグエン・ディン・タイン・タム被告(男・21歳)は同6年、実行者のファム・ホアン・ロン被告(男・20歳)は同5年半の判決だった。裁判所は被告らに対し、被害者に対する賠償金9億VND(約441万円)の支払いも命じた。

(C)VnExpress,Binh Nguyen
(C)VnExpress,Binh Nguyen

 クエン被告と同郷のズエンさん(女性・21歳)は同性愛の関係にあり、ホーチミン市で友人グループと共に同じ家で暮らしていたが、2015年8月に仲間内のトラブルからクエン被告が家を追い出された。クエン被告はズエンさんとよりを戻そうとしたが拒否されたため、一方的にクエン被告に思いを寄せていたタム被告に相談。ズエンさんと仲の良いフオンさん(女性)に硫酸を浴びせた後、ズエンさんを助けて心を取り戻そうと計画した。

 クエン被告は自ら硫酸を購入。その後人を介してロン被告を雇い、タム被告とロン被告が待ち伏せしてフオンさんに硫酸を浴びせた。

 被害者のフオンさんはマスクとサングラスをかけた姿で法廷に立ち、反省と後悔の念を示したタム被告とロン被告は許せるが、クエン被告については許せないと謝罪の言葉も拒否した。

 

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