モバイルバンキングへのマルウェア攻撃、ベトナムが東南アジア最多

2022/06/21 14:05 JST配信

 ロシアのネットセキュリティ大手カスペルスキー(Kaspersky)の統計によると、2021年におけるベトナムのモバイルバンキングへのマルウェア攻撃件数は、東南アジアで最多だった。

イメージ画像
イメージ画像

 ベトナムのモバイルバンキングに対するマルウェア攻撃件数は、前年比+131件増の697件だった。インドネシアとフィリピンもマルウェア攻撃件数が増加したが、タイは前年の255件から28件へと大きく減少している。

 また、同年におけるベトナムのモバイル端末に対するマルウェア(不正プログラム)攻撃件数は前年比+46.9%増の計4万3171件だった。ベトナムで最も一般的なマルウェアは「トロイの木馬」となっている。

 同年のモバイル端末へのマルウェア攻撃件数を見てみると、インドネシアが37万5547件で、東南アジアで最も多かった。

 同社の調査によると、モバイル端末に対するマルウェア攻撃件数は2021年に減少したが、巧妙化と悪質化が進んでいるという。

[Tuoi Tre 17:26 15/06/2022 U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 世界的なサイバーセキュリティ企業であるカスペルスキー・セキュリティ・ネットワーク(Kaspersky Secur...
 ロシア系ネットセキュリティ大手カスペルスキー(Kaspersky)の統計によると、同社の各ソリューションは2...
 ロシアのネットセキュリティ大手カスペルスキー(Kaspersky)の統計によると、2022年1~6月期の東南アジ...
 ウイルスセキュリティ国内大手のBkavが発表した2021年のネットセキュリティに関するレポートによると、...

新着ニュース一覧

 中小企業・個人事業主のマーケティングデジタルトランスフォーメーション(DX)を総合的に支援する株式会...
 ベトナム系フランス人女性チャン・トー・ガーさんが、ベトナム戦争時に米軍が使用した「エージェント・...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 印刷や半導体関連マスク、物販、不動産などの事業を手掛ける竹田iPホールディングス株式会社(愛知県名...
 ホーチミン市3区のグエントゥオンヒエン(Nguyen Thuong Hien)通りに面した一角に、幅わずか1.5mという...
 2023年男女平等目標の実施結果に関する政府報告書によると、2023年末時点で女性の大臣クラスは4人、女...
 ホーチミン市交通運輸局は、同市の観光スポットを循環する2階建てのオープントップバスについて、1区と...
 労働傷病兵社会省傘下の海外労働者センター(Colab)は8日、韓国政府の雇用許可(EPS)プログラムによって...
 東南部地方ドンナイ省ロンカイン市スアンビン街区(phuong Xuan Binh)にあるバインミー(ベトナム風サン...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 5日、ハノイ市に住むラー・クオック・クエンさん(男性・29歳)とグエン・ラン・アインさん(女性・32歳)...
 オンライン学習サイトを開発するプレップ・テクノロジー(Prep Technology)は、ノーススター・ベンチャ...
 給与即時払いアプリ「VUI」を展開する地場スタートアップのナノテクノロジーズ・ベトナム(Nano Technol...
 ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)傘下のベトテルハイテク産業総公社(Viettel High Tec...
トップページに戻る