23年の祝日、テト7連休を政府に提案か 労働者側からは8連休案も

2022/09/07 06:27 JST配信

 内務省は労働傷病兵社会省の提案を受けて、2023年のテト(旧正月)(旧暦1月1日=新暦2023年1月22日)と9月2日の建国記念日に伴う休暇について、テトを2023年1月20日(金)から1月26日(木)までの7連休、建国記念日を2023年9月1日(金)から9月4日(月)までの4連休とする案に同意した。交通運輸省も内務省と同じ案に同意している。

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 労働法ではテト休暇を5連休と定めている。これに先立ち、労働傷病兵社会省は関連機関の意見を仰ぐべく、5連休に土日を合わせて、◇第1案:2023年1月20日(金)~1月26日(木)の7連休、◇第2案:2023年1月21日(土)~1月29日(日)の9連休の2案を提案し、長すぎる連休にならないよう7連休の第1案を推していた。

 建国記念日については、2019年に国会で可決された改正労働法が2021年1月1日に施行されたことに伴い、2021年から建国記念日の祝日の日数が2日間となっている。9月1日または9月3日のいずれを休みにするかは、労働傷病兵社会省の助言に基づき政府が年ごとに決定する。

 建国記念日に伴う連休について労働傷病兵社会省は、◇第1案:2023年9月1日(金)~9月4日(月)の4連休、◇第2案:2023年9月2日(土)~9月5日(火)の4連休の2案を提案していた。

 このスケジュールが適用されるのは土曜日と日曜日が休暇日となっている公的機関・組織のみで、一般企業などは各社でスケジュールを調整する。

 一方、ベトナム労働組合総連盟は、労働者の声をふまえて労働傷病兵社会省に対し、第1案と第2案以外に2023年1月19日(木)から26日(木)までの8連休とする第3案を提案したという。このほか、企業からも様々な意見があがっているようだ。

 労働傷病兵社会省は今後、関連機関の意見をまとめた上で、政府に休暇案を提出することになる。

 ベトナムの祝祭日については、ベトナムの祝日・休暇からベトナムの祭日、日本の祝日までを網羅したVIETJOベトナムニュースの「ベトナム祝祭日カレンダー」を参照。

[VnExpress 16:55 06/09/2022 / Phap Luat 12:56 06/09/2022 / Tuoi Tre 14:49 06/09/2022, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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