ホーチミン:サル痘、国内2人目の感染者確認 ドバイから帰国

2022/10/20 12:53 JST配信

 ホーチミン市保健局は20日午前、サル痘の国内2人目の感染者を確認したと明らかにした。

(C) vnexpress
(C) vnexpress

 感染者はドバイからホーチミン市タンソンニャット国際空港に到着した東北部地方トゥエンクアン省在住の女性(38歳)。女性は9月29日から10月18日までドバイを旅行していたが、10月11日から倦怠感を伴う発熱と吐き気、全身の膿疱などの症状があったという。

 この女性は国内1人目の感染者(女性・35歳)と同じ家に滞在し、生活を共にした期間があった。友人が帰国後に同様の症状でサル痘への感染が確認されたことを受け、事前にホーチミン市疾病管制センター(HCDC)に症状を申告し、帰国後のサポートを要請していた。

 要請を受けてタンソンニャット国際空港のHCDC医療検疫チームと医療チームが協力し、女性が同空港に到着した直後に隔離措置を講じた。その後、HCDCは115救急センターと協力し、女性をホーチミン市熱帯病病院に搬送して隔離するととともに検体を採取。10月19日、検査の結果が明らかになり、サル痘への感染がわかった。

 HCDCは感染拡大のリスクを最小限に抑え、迅速に対応すべく、引き続き濃厚接触者などの調査を進めている。

 これに先立ち、ホーチミン市保健局は3日午前、市内初かつ国内初となるサル痘の感染者を確認したと明らかにした。保健省は3日午後、この感染者はドバイを旅行中に発症し、ベトナムに帰国してからサル痘への感染が確認されたと発表した。

 この1人目の感染者はホーチミン市熱帯病病院で3週間の治療を受け、今月14日に退院した。ベトナム国内の濃厚接触者は全員、感染の兆候はなかったという。

 ベトナムには現在、サル痘のワクチンや特効薬はない。世界保健機関(WHO)によると、10月13日までに100余りの国・地域で7万人以上のサル痘感染者が確認されており、死者は26人となっている。WHOは、サル痘は天然痘よりも感染力も致死率も低いとみている。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 保健省によると、2022年10月にドバイから帰国した2人がエムポックス(サル痘)に感染していることが確認...
 エムポックス(サル痘)に感染し、ホーチミン市熱帯病病院で治療を受けていた男性(30歳)が死亡した。同市...
 ベトナム国内では、2022年10月にドバイから帰国した2人がエムポックス(サル痘)に感染していることが確...
 南中部沿岸地方ダナン市で、エムポックス(サル痘)感染疑い者が初めて確認された。同市疾病管制センター...
 ホーチミン市では、直近1週間に新たに6人のエムポックス(サル痘)感染者が確認された。これにより、年初...
 東南部地方ドンナイ省で、省内2人目となるエムポックス(サル痘)感染者が確認された。同省疾病管制セン...
 南部メコンデルタ地方ロンアン省で、エムポックス(サル痘)感染者が初めて確認された。同省保健局が11日...
 ホーチミン市タンビン区医療センターは3日、国内6人目となるエムポックス(サル痘)の感染者を確認したと...

新着ニュース一覧

 ハノイ市人民委員会は、「2026~2030年のハノイ市におけるナイトエコノミー開発計画および2045年までの...
 イスラエルのフラッグキャリアであるエル・アル航空(El Al Airlines)は、イスラエルのテルアビブとハノ...
 地場系大手総合メディア会社イエーワングループ[YEG](YeaH1 Group)傘下で
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 北中部地方クアンチ省の「火の土地」に眠ること半世紀以上、烈士(戦死者)であるチャン・ミン・トゥエン...
 ホーチミン市警察は、豚肉を化学薬品で処理して「牛肉」として販売し、巨額の利益を得ていたグループを...
 内務省は11日、全国を対象とした2025年版「行政改革指数(PAR INDEX)」を発表した。地方別では北部紅河...
 トー・ラム書記長 兼 国家主席は11日、スイスのギィ・パルムラン大統領と電話会談を行った。会談は両国...
 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA、東京都調布市)はこのほど、ベトナム国家宇宙センター(VNS...
 タイのバンコクでこのほど開かれた「ワールド・カップ・テイスターズ・チャンピオンシップ2026(World C...
 外電によると、インドネシア国家警察はこのほど、首都ジャカルタで違法オンライン賭博組織を摘発し、ベ...
 10日午後、ホーチミン市の路上で、ペットの毛刈りを拒否された男が、配達員の男性に対し、飼い犬の後ろ...
 在ホーチミン日本国総領事館の小野益央総領事は7日、ホーチミン市警察署長であるマイ・ホアン中将に対...
 飲食店の総合支援事業を行う株式会社フードコネクション(東京都目黒区)は、ベトナム現地法人のフードコ...
 南部メコンデルタ地方カントー市人民評議会は、半導体チップや人工知能(AI)などデジタル技術分野の産業...
 ベトナムのゲーム業界が急成長を遂げ、外資からの投資を引き付けている。このほどホーチミン市で開催さ...
トップページに戻る