戦没者の写真をカラーで復元、遺族に寄り添う写真家

2025/08/24 10:20 JST配信

 タインホア省タンニン村在住のホアン・ナン・ニンさん(男性)の父方の祖父であるホアン・ナン・スアンさん(1926年生まれ)は、ディエンビエンフーの地で戦死したが、スアンさんの墓は今もまだ見つかっていない。ニンさんは、唯一残された祖父の写真の復元をタンさんに依頼した。

(C) suckhoedoisong
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 「過去にも家族があちこちに祖父の写真の復元を依頼しましたが、すべて断られました。たまたまSNSでタンさんが写真の復元を手掛けていると知り、連絡しました。タンさんはすぐに承諾してくれて、元の写真を送るように言いました。わずか1週間後には新しい写真が届き、家族皆で感動し、大喜びでした」とニンさんは話す。

 タンさんは、自分のビジネスと写真撮影の仕事もあって忙しい日々を送っているが、それでも常に戦没者の写真の復元の仕事を優先して取り組んでいる。タンさんにとって、戦没者の写真の復元は、感謝と人間味に満ちた仕事だ。

 今後の計画についてタンさんは、これからもこの活動を続け、地域社会に貢献していきたいと話す。2025年7月27日に78周年を迎えた戦争傷病者・烈士記念日には、戦没者の写真100枚の復元の依頼を引き受けた。タンさんにとってこれは、祖国のために亡くなった人々への祈りを込めた、1本の線香のようなものでもある。

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