外務省、ビザ免除再開を首相に提案 日本など対象

2022/03/07 06:03 JST配信

 観光の再開に合わせて需要を刺激するため、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行前の査証(ビザ)制度を再導入する必要があるとして、外務省は各国との間のビザ免除措置の再開をファム・ミン・チン首相に提案した。

(C) vnexpress
(C) vnexpress

 提案によると、ベトナムにおける外国人の出入国・経由・居住法およびこれをガイダンスする規定に従い、ビザ発行・免除の手続き・手順を適用し、入国後の隔離計画の承認に関する要件を廃止し、入国目的の制限を撤廃する。

 国際条約、またはベトナムと相手国の双方にとって平等な形で、二国間の相互のビザ免除措置を再開し、身分確認手続きおよび現地での隔離計画の承認に関する要件を廃止する。

 また、ベトナムにおける外国人の出入国・経由・居住法第13条と政府決議のもと、13か国(日本、韓国、ロシア、ノルウェー、フィンランド、デンマーク、スウェーデン、英国、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、ベラルーシ)に対するビザ免除措置を再開する。

 ワクチンパスポートについて、ベトナムは2日までに15か国(日本、米国、英国、オーストラリア、インド、ベラルーシ、カンボジア、フィリピン、パレスチナ、モルディブ、ニュージーランド、スリランカ、エジプト、トルコ、シンガポール)との間で、相互承認で合意に至っている。

 なお、ベトナムは3月15日から観光市場を開放し、海外からの観光客受け入れおよび海外への観光客送り出しを正常化する。

[The Saigon Times 23:13 03/03/2022 / VnExpress 17:08 03/03/2022, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 2021年末から発行開始したベトナムのワクチン接種済証明書(ワクチンパスポート)は、現在までに世界17か...
 政府は15日、観光の再開に合わせて需要を刺激するため、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行前の13...
 政府がこのほど承認した2022~2026年のベトナム観光開発計画によると、2026年には外国人観光客数が新型...
 文化スポーツ観光省は、関係省庁から意見を仰いだ上で、3月15日から観光市場を開放する計画案を政府に...
 ブー・ドゥック・ダム副首相は15日、文化スポーツ観光省をはじめとする関連省庁との会合を開き、3月15...
 文化スポーツ観光省は、3月31日以降に観光市場を開放するための準備の一環として、日本を含む24か国に...

新着ニュース一覧

 商工省と複数の省・市における太陽光発電事業を巡る違反事件で、ハノイ市人民裁判所は、ホアン・クオッ...
 国家主席府は4月29日、受刑者8055人と刑執行猶予中の1人の計8056人に対する国家主席の特赦の決定を発表...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 第15期(2021年~2026年任期)国会第9回会議が5月5日に開幕した。  今国会では、国家構造に関する201...
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) ロンドン:歌謡曲でムードたっぷり、街角...
 ホーチミン市文化スポーツ局は、4月30日の南部解放記念日にサイゴン川沿いエリアで実施を計画していた...
 南部解放・南北統一50周年(1975年4月30日~2025年4月30日)事業の一環で行われた軍事パレードを見物する...
 衣料の製造・販売を行う韓国のレシピグループ(Recipe Group)はこのほど、同社が展開するファッションブ...
 ルオン・クオン国家主席は4月28日、北中部地方ハティン省でラオスのトーンルン・シースリット国家主席 ...
 インボイスに関する政令第123号/2020/ND-CPの一部を改正・補足する政令第70号/2025/ND-CP(6月1日施行)...
 カナダの金融・保険サービス比較会社 「ハローセーフ(HelloSafe)」はこのほど、世界各国における株式市...
 ハノイ市人民評議会は4月29日、バイオテクノロジー分野に特化した「ハノイバイオハイテクパーク」の建...
 日本の経済産業省とベトナム商工省は4月28日、エネルギートランジションに係る二国間協力プロジェクト...
 東南部地方ビンズオン省のビンズオン新都市ワールドトレードセンター(WTC EXPO)で5月7日(水)から9日(金...
 イタリアのサンペレグリノ(Sanpellegrino)とアクアパンナ(Acqua Panna)が冠スポンサーを務める「アジア...
トップページに戻る