- ロシアと7月中に技術的・法的内容を協議
- 日本との協議継続、7月に首相に結果報告
- 土地収用と住民の再定住を25年内に完了

南中部沿岸地方ニントゥアン省で計画されている原子力発電所プロジェクトの進捗状況について、政府はロシア側との交渉や日本側との協議を進める考えを示した。ブイ・タイン・ソン副首相が24日に開かれた原発プロジェクト進捗検討会議で発表した。
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ソン副首相は商工省に対し、ロシア側と交渉するチームを編成して技術的・法的内容の協議を7月中に完了し、ベトナムとロシアの両国政府がニントゥアン第1原発の建設投資協力協定に調印するための十分な基盤を8月中に構築するよう求めた。
ニントゥアン第2原発については、商工省に対し、外務省および投資主のペトロベトナムグループ(PVN)と共同で日本側との協議を続け、プロジェクトへの投資協力を継続する可能性を明確にするよう指示した。また、結果を7月に首相に報告するよう求めた。
ニントゥアン省人民委員会に対しては、2件の原発プロジェクトの土地収用と住民の再定住を2025年内に完了するよう指示した。財務省には住民の再定住を支援するため、ニントゥアン省に中央予算を割り当てる手続きを行うよう指示した。