- 鉱山地質大学と交通運輸大学と連携
- 校内でのキャリア育成コースを開講
- 計59人が日本での就職を目指して学習開始
土木・建築分野で幅広いエンジニアリングサービスを展開するテクノブリッジNKE株式会社(東京都千代田区)は、ベトナムの鉱山地質大学(HUMG)と交通運輸大学(UTC)の2校と連携し、校内でのキャリア育成コースを開講した。計59人の学生が、日本での就職を目指して学習を開始した。
![]() (C) テクノブリッジNKE |
テクノブリッジNKEは、2015年よりハノイ建設大学(HUCE)と連携し、ベトナムの優秀な人材を日本企業に紹介する事業を展開しており、これまでに309人が日本での就職を実現した。
今回の新コースの開講により、さらに多くの学生に学習機会とキャリアの選択を提供し、日本国内で顕在化する人材課題の解消に貢献していく。
同プログラムは、日本での就職を見据えた会話力の向上を中心に、約800時間にわたる学習を行う。日常会話レベルの習得が必要な日本語能力試験のN3相当を目標とし、さらに面接対策・ビジネスマナー・日本文化理解など、日本での就職に必要なスキルもカバーする。
同社は今後も、ベトナムの教育機関との連携を強化するとともに、新たな覚書(MOU)の締結を進めていく。また、すでに連携中の大学でも、新たなキャリア育成コースの開講に向けて準備を進めている。
このほか、日本語教育に加え、今後は技術教育や日本での実務に即した内容も取り入れるなど、教育プログラムの充実を図っていく計画だ。