ホーチミン:テト用食品生産施設、衛生に無関心

2010/12/13 13:55 JST配信

 旧正月(テト)を控えたこの時期、ホーチミン市ではテト用の干し果物、干し菓子、あめなどの生産が盛んに行われている。生産量の増加と共に、食品安全衛生や消費者の健康に一切関心を払わない業者も増加中だ。9日付サイゴンザイフォン電子版が報じた。

 ホーチミン市6区バンタン通りのある干し菓子製造施設では、皮をむいたカボチャやショウガ、ハスの実が足元に置かれ、その脇を従業員たちが行き来していた。汚水が飛び散っても誰も関心を示さない。ゆで上がったカボチャやショウガは砂糖で煮られるが、このとき何かの液体が加えられた。

 従業員によるとこの液体は漂白剤で、「もし見つかれば処罰を受けることになるが、めったに検査はない。漂白剤を入れなければ色が黒ずんでしまって売り物にならない」と明かした。これはほんの一例で、市内の数多くの食品生産施設でこれと同様のことが行われている。

 6区保健課長のグエン・バン・クアン医師は、「同区には約4300か所の食品加工施設があり、定期検査や抜き打ち検査を行っている。こうした施設の経営者や従業員向けの訓練教室を毎週開いて、食品安全衛生に関する違反行為防止に努めている。しかしテト前にはこの時期だけ営業する業者が多数現れるため、すべての違反業者の取り締まりにはとても手が回らないのが現状だ」と話した。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 庶民が気軽に立ち寄るコムビンザン(大衆食堂)や路上の店。しかし、食材がどこから運ばれどう料理されて...
 バインチュン(大きなちまき)、ネギやナスのピクルス、砂糖菓子などベトナムの旧正月(テト)には欠かせな...
 保健省食品安全衛生局のグエン・コン・カン局長は24日、全国のすべての省・中央直轄市に食品安全衛生支...
 ホーチミン市保健局は11日、同市6区のビンタイ市場(チョロン)で売られていた漬物や果物の乾燥品を検...
 米国食品医薬品局(FDA)は今月1日、中国から輸入されたウメやワンピ(ミカン科の一種)などの漬物や乾燥...

新着ニュース一覧

 米国ニューヨークの国連本部で開催された第36回国連海洋法条約(UNCLOS)締約国会合で18日、ベトナム外交...
 オーストラリアの経済平和研究所(IEP)が発表した「世界平和度指数(Global Peace Index=GPI)」2026年版...
 ホーチミン市で5月に数字選択式宝くじの特賞である830億VND(約5億1000万円)超を当てた男性が、今度は南...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 南部地方タイニン省チャンバン街区のチャンバン郵便局の門前に、40年近く前から営業している小さな新聞...
 ホーチミン市の家禽卵市場で約20%のシェアを占める大手卵生産会社のビンタインダット・フード(Vinh Th...
 ホーチミン市人民裁判所は18日、臓器売買あっせんルートの裁判で、主犯格のブイ・ティエン・ルック被告...
 滑走路の延伸や関連設備の改修などのため、3月から一時閉鎖されている南中部地方ラムドン省のリエンク...
 LOGIQ株式会社(沖縄県那覇市)は、グローバル開発体制を強化するため、ハノイ市に子会社「LOGIQ R&Dベト...
 日本貿易振興機構(ジェトロ)ハノイ事務所は、日本企業における海外大学との連携ニーズの高まりを受け、...
 ハノイ市警察は19日、「リゾート会員権」の販売を装った大規模な詐欺事件について、推定被害総額が2兆7...
 ホーチミン市人民評議会は19日、2026年半ばの定例会議を開催し、交通や都市整備など多数の重点インフラ...
 南中部地方ダナン市で6月28日から7月4日まで「第4回ダナン・アジアン映画祭(DANAFF IV)」が開催される...
 千葉県船橋市の船橋競馬場で7月18日(土)と19日(日)の両日、「シンチャオ!ふなばし Vietnam Fes 2026」...
 タイの工業団地開発大手アマタ・コーポレーション(Amata Corporation)傘下のアマタVN(Amata VN)はこの...
 レ・ミン・フン首相は18日、ロシアのカザンで開催された東南アジア諸国連合(ASEAN)・ロシア対話関係樹...
トップページに戻る