ハノイ市計画建築局は、同市の中心部に点在する大学・短期大学12校を郊外に移転する予定であると発表した。10日付ティエンフォン紙(電子版)が報じた。
同局によると、移転される12校は移転を必要とする以下の項目に当てはまる。▽主要交通網が通る都市開発の重点地域、或いは環境汚染地域に位置する、▽人材育成の規模拡大の発展が著しい一方で設備などが不足している、▽今後規模拡大の計画がある、▽学生向けの賃貸住宅が不足している――など。
ハノイ市郊外に移転が予定されている12校のうち、▽ハノイ市貿易大学、▽ハノイ市法律大学、▽ハノイ市建設大学、▽ハノイ医科大学――がホラック地域に、▽ハノイ歯科大学、▽公共医療大学、▽ハノイ医療短大――がフースエン郡に移転される。このほか、▽労働組合大学、▽産業技術経済大学がソックソン郡に、▽ハノイ文化大学がソンタイ郡に、▽ハノイ市オープン大学がスアンマイ郡に、▽ハノイハイテク技術短大がザーラム郡に移転される。