南中部沿岸地方ダナン市ハイチャウ区のハン川沿いで9日、同市で開催される第25回アジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議を記念して「APECパーク」がオープンした。オープン式典には、ファム・ビン・ミン副首相や各国代表者などが出席した。
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面積3000m2余りのこの公園には、ベトナム側からの提供要請によりAPECに参加している21か国・地域から送られた彫刻作品のほか、歩道、樹木や芝生などの緑地が設置されている。これは、各国文化の交流を促し、市民が集まる場所を作ることが狙い。
同パークには、日本人彫刻家の絹谷幸太氏の作品「理性の輝き」も設置されている。他の作品として、ベトナムの「起源」、米国の「雲海の船」、ロシアの「ユーリイ・ガガーリン」などが挙げられる。